レビュー一覧

キャラクター、ストーリーとしては星5だと思っています。でも、尻切れトンボに感じるかもしれない。これは霞の物語でしかない。タイトルの通り、書かれているのは一貫して「彼女」のこと。それは、「人としての霞」と「アンドロイドの霞」のこと。そして、霞を通してしか物語が進んでいなかったからこそ、千秋が帰ってきたときに二人の間に驚くほど大したものがなかったということに気づく。二人はいなくなった「霞」を思い出の中に新たな霞として昇華しながら、この先も生きていくのだろう。とても悲しいけれど、胸に残る作品だと思います。私はこのキャラクターたちがとても好きなので、彼らやターニャの話ももっと読みたいです。

近未来のストーリーなので設定は変わっていましたがお話しは引き込まれてしまう面白さが有りました。

哀しくて切ない話。なのに愛情がものすごく伝わる。

切ないなあ。心が痛くなるからしばらく経ってからもう一度読もうと思います。

本当は誰も何者にも変えられない、切ない話。優しい絵柄なのですが、全体的に白くてインパクトはないです。

絵はきれいでしたがなんとなく私好みでは無かったなぁ。後でじっくり読み直します。

絵がとても可愛いです。アンドロイドができがいいからと本当の子供を捨てるのは可哀想でした。

ちょっぴりダークな一面もありますが、それはそれで良かったですサクッと読めるのも良かったです

作者さん買いです。切ないけれどある意味ハッピーエンドというのが得意な作者さんだと思います。単巻よりこちらの表紙の方が作品の内容にあってるかなと思いました。親に捨てられたり、近親相姦的な描写だったり、若干重い設定ですがエグい絵ではないのでサラッと読めるかなと思います。

絵柄は好みで凄く好きです。ですが、判りにくい部分も散見します。ストーリーはとてもいい!、だけど近親姦ッポイ部分は必要だったのか疑問。描くならもっと違う表現が欲しかった。霞の感情が読み取れなかったです。本編よりオマケ部分の方が霞が『こんな気持ちだったのか』 と思えて読後の感想は良い。ターニャの話をもう少し膨らませるかしてくれないと尻切れとも感じて読後感は『勿体ない』です。テーマも良い。絵柄も及第点。そのせいか残念です。