レビュー一覧

もっと丁寧にあと2冊ほどの長さでもって思うけど、これだけまとまっているのも悪くないですね。いいお話しでした。

独特で世界感が魅力的でした。実話なんだー。

Web漫画だったのを電子書籍でまとめて読めて良かったです。ほんの少し考えさせられたり、ちょっぴり涙誘ったりで幸せな気持ちになれる作品です。

　どこかのサイトですでに一部分だけ読んでて、結構良さそうな話だなあと思っていました。単行本になっていたので、早速読ませていただきましたが、泣ける話ですね。すべての人たちの心の成長を描いている作品でした。　捨て子とか、ゲイとかおかまとか、ちょっと社会からはみ出したような扱いを受けてる人種や、島というとても狭い世界に生きてる人、なんだかんだ、愛はそこらへんに溢れてて、皆生きてるなと心強くさせられました。

どうしてオカマ(作中の言葉を使います)のとーくんが紬ちゃんを育てる事になったのか気になって読みました。１巻でおおよその事情を伺えます。島に引っ越して来た二人に対しての周りの態度に残念な気持ちになりました。何よりも親の偏見やいい加減な噂話がそのまま子供達に反映されている様子に色々と考えさせられました。

まぎれもなく家族。様々あるひとつの家族のかたち。

事実は小説よりも奇なりとはこういうことなんですね...まさか実話だとは思いませんでした。この人たちの物語は今でも続いてるんだなぁ...

不思議な設定ですが、生みの親より育ての親なんだなぁという心が暖かくなる素敵なお話。Twitterで話題にっての商業コミックス化らしいので拙い部分も感じましたが、丁寧な心理描写が良かった。今後の作品も読んでみたいです。

もうちょっと二人の生活が見たかったですし、結婚式後とか子供ができたときのとぅくんが孫と接するところとか見たかったです。実話だから難しかったかな。

ついつい読んじゃいます。産みの親より育ての親。良い作品でした。