レビュー一覧

童顔なのにちょっとおっさん入ってて（特にタバコの吸い方とか）実は乙女な柊さんと、おっさんぽい外見なのに中身はまんまピュア（泣き顔なんて秀逸）で野獣な高校生の知花君のラブが育っていく話でした。素直になれない三十路のお兄さんが、３年後、少し大人になっても素直なままの青年に愛されて、少しずつ素直になって行く過程、両想いエッチとか、凄くかわいくてピュアで、でもちょっぴり大人のずるさとかも描かれていて、適度にエロもあって、凄く引かれました。いい作品だと思います。

高校生と知らず一夜を過ごしてしまったあと、その倫理観からブレーキがかかり恋はストップ。高校生だろうが何だろうが突き進むＢＬ本多いんで、その辺は新鮮でした。ただ、やたら大人ぶって突き放すシーンが多くて、「彼のため」という優しさに思えず、単なる「塩対応」に腹立たしくなってくるのが私的に大きくマイナス。ラストも、大泣きしてるワンコくんに比べ、笑っててもやっぱり冷静そのものに見え、付き合えることになった喜びみたいなのがイマイチ感じられないので、ぐっと来ない。表情筋仕事して〜。

単純に、素朴で可愛らしい柊サンと、これまた素朴で一途な琉クンの、年の差ゆえにグルグルしながらも…って話しかなと思ってたら、僕と俺の使い分けとか、仕事とプライベートのギャップとか、責任感から来る塩対応とか…色々と「大人」とは違う気がして、柊サンのキャラは個人的に好きになれなかったです。時を経て、やっと気持ちが通じ合った時にベッドの上で泣きながら言った琉クンの言葉に心持っていかれました！涙もろくなるほど幸せな涙は、やっぱり綺麗ですね。星3つは、琉クンに対してです！

ピュア~!!!!大人(受け)と子供(攻め)のリアルな恋愛物語。お互いの年齢を知らずに惹かれ合って体を重ねるけど、実はひと回りも違う夜間高校生×性に奔放な社会人だった事実が分かり苦悩する…って、とってもピュアなのです。とても２人が可愛くて愛しく描かれています。

作家さん買いです。いつも通りすごくよかった！　平喜多先生のあったかくって優しいお話が好きな方には、おすすめです。　知花琉（攻・受の働く本屋の常連客）×柊和久（受・書店員）の恋のお話。紹介文にもある通り、１７歳と２９歳の年の差あり。　５話＋描き下ろし１話＋電子限定描き下ろし１話＋カバー下も収録。１冊まるまるふたりのお話です。　ひょんなことから連絡先を交換して飲みに（？）行って、知花くんの告白を受けてホテルへ。この時の柊さんが、またえろいんです。童顔めがねで大人しそうな感じは社会人としての顔で、オフの時はめがねなしでおしゃれで遊び慣れてます。　身体の関係を持った後に知花くんの年齢を知り、身を引く柊さん。諦め切れない知花くんは「友達になって下さい」と送ってきて、柊さんもＯＫを出しちゃいます。この辺りのやりとり、お互いの気持ちがわかってぶわってなりました。　転勤や転職で物理的に離れてしまいますが、再会してちゃんとお付き合いでハッピーエンドです。マスターがいい味出してました！　あたたかい気持ちになれる、ぜひ読んで欲しい１冊です。

作者買いです！今回もとてもいいお話しでした！ちょっと泣きました。ふわふわしてるのに色気がある柊さんと大人びてるのにピュアな琉くんが大好きになりました！続編があればよんでみたいと思いました！

まとめて再読中。二人がとても愛おしいです。お互いが年齢なりに自分の欲と闘いつつ相手を想っての行動に出るのですが、この作者様の作品の登場人物はいつも善良で無理がない。大人が簡単に高校生と付き合っちゃう作品もよくありますが、実際そうはいかないよね…と思うわけで、大人としては柊さんの考えと行動にはすごく共感できます。最後の涙は素敵です。押しつけがましくない良いお話。

あまり受けがタイプではありませんでしたが、とにかく年下ワンコが可愛くて可愛くて…彼の言動一つ一つに胸キュンが止まりませんでした。ラストのあの涙もね、私の目からも思わずポロリ…。作者様はきっと優しい方なんだろうなあ。いつも思うことだけど、作品にお人柄が滲み出ていますね。ほんと、この作者様大好き。

お互い好き同士なのに年齢のせいで、付き合えないってもどかしいです。年の差とか気にせず、隠れて付き合ってしまう悪い大人もいるのでしょうが、この作品はいじらしいくらい踏み止まっています。途中離れてから再会するところは、奇跡的な偶然でドラマチックでした。大切な人と何度も別れを経験した攻がラストに泣くシーンは、嬉し涙で良かったと心から思えました。好きな作家さんのうちの1人です。

年下の攻めが凄く一途で一生懸命で、かわいいです。高校生らしいピュアなかわいらしさです。受けは童顔美人ですが、良い意味で一般的。相手が高校生だったと知って、考え方が常識的です。ファンタジーであるマンガだから許せる、というような行動はありません。でもそこはマンガだから、多少は社会常識から外れてても恋に走り出すのがキュンとする！とうう人には身動きとらない受けに物足りなさを感じるかも。でも私はその受け身の心情が身近に感じられて、だからこそ余計に攻めの一生懸命さに一緒に傷つけてゴメンね、と切なくなれました。で、最後は良かったね〜！と。攻めの琉くんがオススメだから、それだけでも見る価値ありです！