レビュー一覧

これは、読み終えた時にため息がでました。　とっっても面白かったです。

アンアシュリーの他の作品はかなり読んでいましたが、この作品が１番好きです。ヒーロー、ヒロイン共に魅力的で 読後に大満足な一冊です。

公爵が馬丁に化けるのは無理がありそうですが、海外で苦労して帰って来ているので抵抗感はありませんでした。ヒロインも生意気過ぎず、可愛らしくて好感が持てます。

この作家さんが大好きなので読みましたが、他のに比べると物足りなさを感じました。公爵のヒーローは最初からヒロインの伯爵令嬢に一目惚れで、馬丁になってヒロインの本質を知ろうとします。終始、サラサラとストーリーが流れていく感じで、身分差も実は全くないし、美男美女だし、邪魔者もいないし、設定は面白かったのですが・・。

スティープウッド・スキャンダルの6巻目、ヤードリー伯爵令嬢のソフィアがヒロインです。中身のない見てくれだけの青年貴族たちにうんざりしているヒロインと、爵位を継ぐためにジャマイカから戻ってきたばかりのヒーロー、ヒロインに一目惚れしたヒーローは、馬丁としてヒロインに近づきます。途中、ちょっとだけ悪者が出てきますが、あっさり撃退され、あとはヒーローがどうヒロインに自分の本当の身分を明かすかの駆け引きが中心です。二人の気持ちがしっかり書き込まれていて、私は面白かったです。

おもしろかったです。やんちゃすぎて、父に海外へ飛ばされたヒーローが、分別ある素敵な大人になって戻ってきます。一目惚れしたヒロインに近づく作戦が良いですね～。シリーズ物みたいで、謎だけ提示されて解決されないので、ちょっとモヤモヤなのが残念。これを読んだ後に、この話を原案にしたTLコミックをRentaで見つけて、びっくりしました。

ヒーローがハンサムで公爵なのに性格も良くて 馬丁に化けるという奇行はするけど 強いし頭も良くて大人の余裕すら感じるので 終始安心して読めます。ヒロインはじゃじゃ馬かと思いきや意外と素直で 逆に物足りなく感じました。公爵の身分をどう明かすかがこの話の鍵かと思っていましたが これまた意外とあっさりな感じでした。危なげなくて良いと言えば良いのですし ２人の関係は面白かったです。ですが、出張っていた悪役の末路や伏線のような話 伯爵の抱えた問題など全く解決していず モヤモヤしてしまいました。続くのでしょうかね~。