レビュー一覧

ヒーローもヒロインもお互いを好きなんだけど、どこか子供っぽいところがあるだけに素直になれず、グルグルし続けてる状態に。それをおせっかいが集まったような町中の人が煽ってるような。ヒーローがヒロインを好きなのは自覚ありなんじゃけど、ヒロインのほうは自覚すると負け、みたいなところがあって、それになんども躓く状態。しかし、最後に何が合ってヒロインはヒーローへの気持ちを受け入れる決意をしたのか・・・あまりに一瞬すぎてよく解らない。欲しかったポストが自分に決まり、ヒーローがそれを祝福し、また一緒になることになって、喜んで・・・え。それでいいの？　納得しちゃったの？　今まで争ってたのは、本当にそのポストが欲しかっただけなの？　と思っちゃうくらい最後があっけなかったよ・・・そして町の人々の行動がやっぱりよくわかんないです。

反発しあっているはずなのに惹かれているパターンです。ヒロインが頑なでイライラする場面もありましたが、ヒーローは穏やかで主人にまとわり付く犬のように可愛い。笑　二人の軽快なやり取りに、気がつくと一気に読み終えていて楽しかったです。