レビュー一覧

ニコラ・コーニック「女相続人に求婚を」ジョアンナ・メイトランド「レディの冒険」エリザベス・ロールズ「舞い戻りし花嫁」という【リンドハースト・チェイスへの招待】シリーズの三分作の最初のお話しです。ヒロインが兄と慕う従兄が主人の館で行われる予定の、跡取りを紹介するはずのパーティに集まる親戚縁者と、それぞれの家族や使用人達を、ヒロインとヒーローの結婚話を中心に、それぞれの立場や状況に合わせて物語が始まるぞという感じのお話しですが、いかんせん短すぎてはしょった感じが否めないせいか物足りないのですが、何かが動き出しそうな予感（実際に次のお話しではミステリーに変化してゆく部分もあるのですが)にシリーズを通して順番違いでしたが完読してしまいました(^^;; 最初から惹かれあっているのはバレバレなのに、中途半端なお話しにするのではなく、どうせお話しを引っ張るのならばもう少し長めのお話しにして、ミステリーとコイバナを上手く融合させて欲しかったです(･_･;

この話だけで読むと、短いし、解決できていないミステリーが残ってモヤモヤするのですが、続編の『レディの冒険』（ジョアン・メイトランド）と『舞い戻りし花嫁』（エリザベス・ロールズ）を読むと、ミステリー部分も、館の主人や監禁されているイトコの問題も解決して、スッキリするので、ぜひセットで読むことをオススメします！

ヒロインがヒーローに惹かれる気持ちの動きがわからないのが残念でした。設定は面白いと思うのですが。全体的に丁寧に描いて欲しかった。

うーんページが短いせいか物足りなく感じました。話の内容も薄っぺらい感じ。ちょっとガッカリ。