レビュー一覧

前回の「児童養護施設の子どもたち」が良かったので借りてみました。これから擁子ちゃんがどうなるのか気になります。

前作で衝撃を受け、今作品も借りました。やはり衝撃。しかし、他の作品に比べて、虐待を受けた子ども以外にも焦点が置かれていて、より実態を感じることができました。

見るための勇気をためて読むべきものだった。。。重たい現実がココにあった。

重い…ひたすら重かったけど実際に今も起きていることかもしれないよんでよかったです。

親となるであろう人には読んで損はない話でした。なかなか厳しいストーリーですが参考になりました。

なんか、ラストをすんげぇいい話にしたいご都合主義感しか感じれなかった…。途中まで人間の（大人の）汚さとかすんごい描けてたのになぁ…うーん。

子どもは、みんな幸せになって欲しい...そう強く思いました。

よかったねえとしか言えない。最初の部屋の絵は本当に見ていて辛くなってしまった。でも、死んじゃって助けてももらえない子供がきっとたくさんいるんだろうなと思った。今まで毎日親に怒鳴られて泣いていた赤ちゃんの声が隣から聞こえなくなったことがあって、児相に電話したら隣から出てきたヤクザ風の男に睨まれるようになって怖かった。関わり合いになりたくないから通報しない人もたくさんいるだろうと思う。

昔試し読みをしてからずっと気になっていた作品。ようこちゃんがその後どうなったのかずっと心配でした。強くたくましく生きてくれてよかった。終わり方もよかったです。本当はお母さんに改心して欲しい…けどこれがリアルなところです。ようこちゃんが幸せに暮らせますように。

子供の幸不幸は周囲の大人次第と、改めても認識できた作品です。どんな人でも僅かなりとも善なる心を持っていたり、身勝手で他者を踏みにじる悪の心があるものですが、極力子供と接するときは偽善であっても可能な限り最大の善人でなければならないと、自分自身への戒めとしても考えました。例え偽善者であっても、子供に対して最大の善を向け続ければ、そう悪いことは起きないのではないでしょうか？背伸びしてでもきっちり大人をやれる（やろうとする）人間が増えなければ、不幸な事件は減らないように思います。モデルになるような事件が一つでも減るように、それだけを祈ります。