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レビュー一覧
悪より悪
3.7
63件
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Ｒさん
5
2019-10-08元は天使だったと言う清水くんの所にやって来たピュアな淫魔のまさきくん。清水くんに酷い目に遭わされても健気で、こんなに可愛い子が何で淫魔なんだろう？って思いました。神様に嫉妬した挙げ句、心が荒んで素直になれない清水くんは、まさきくんと過ごすうちに心が癒やされて優しさを取り戻して行きます。今まで辛く当たっていたけれど、まさきくんを大切に思っている様子にほっこりしました。お互いに好きだったと分かり心が通い合った矢先、消えてしまったまさきくん。忘れなきゃ変わらなきゃって思って暮らしていたある日、まさきくんにそっくりな真咲くんが現れます。人間に生まれたかったと言っていた、まさきくんの願いが叶ったのでしょう。今度は離れる事がない様にいつまでもラブラブでいてほしいと思いました。とても可愛らしいお話でした。
Renta!で購入済み -
2017-03-17
吉田さん2冊目ですが、面白くなかったです。良い線はいっていますが、根本的な設定が私にはそもそも合わなかったです。関係性とか心理描写は変わらず素晴らしいですが、そもそも天使とか悪魔、転生とか非現実的過ぎて読み込めませんでした。中途半端なファンタジーで、チケ代が勿体なかったです。かなり後悔しています。
Renta!で購入済み
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うわぁ、なんていうんだろう、「ピュアピュア処女の淫魔と一途すぎて堕ちた天使のシリアスラブ」なお話ですよね。嫉妬で傷ついて素直になれない清水君の心を、本当は惑わすはずの「まさき」がただただ純粋な心で癒していく…。傷つけて傷つけられることでしか表現できなかったお互いの想いを、やっと素直に伝えあって確かめあったのに、心を置いて消えていった「まさき」がものすごく切なくかったです。そして、そんな「まさき」を見送らないといけなかった清水君のことも（ひどいことをしたけど）凄く痛ましかった。ただ、生まれ変わっただろう真咲君が、やっぱり「まさき」を失って傷つきつつも変わろうともがく清水君の心を、優しく（でも今度は少し熱を持って）包み溶かしていく様に、少し救われた気がしました。エロシーンのみでいうと、その行為自体（かなりひどいことをしているので）多分受け入れがたい人も多いと思うんです。純愛・ピュアラブが好きな方はあまり好みじゃないかも（好き嫌いが分かれるんじゃないかしら）。でも、そういうことも踏まえた上だからこそ、あのラスト・クライマックスに繋がったんだろうなぁと思います。読み終えた後、これから先の二人について、もうちょっと知りたいような知りたくないようなっていう、なんだか余韻を後に残すような、私にとっては、そんな作品でした。