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うーむ。本当にコメントしずらいストーリーでした。ヒロインが本当に悲劇のヒロイン病で、自分に酔ってる。普通だったら他の医者にも診断してもらいなよですが、このヒロインは頑なに頭痛≠脳腫瘍と思い込んでるし。ヒロインの言動にはドン引きです。

余命わずかと思い込み、パリで恋をして、妊娠。告白を受けて彼は彼女にプロポーズ。しかし検査の結果脳腫瘍は無かった。少しづつギクシャクする二人…。ゴシップや、環境の違いに疲れたヒロインは離婚を決意。だが彼は、彼女を引き留めて懇願する。めでたしめでたし。

ちょっとヒロインの早合点が多すぎな感じもしましたが。ヒーローに聞かず噂だけで突っ走るとか。自分の病気とか。最後のヒーローの懇願（再プロポーズとも言うけど）が、ちょっと展開早かったというかあっけない突入でありー？　て思ったけど、ちゃんとまとまってるのでよいのではないでしょうか。はやさかさんの絵が好きなのでそれもありかな。

原作は『ホテル・チャッツフィールド』シリーズ７作目『強いられた献身』のスピンオフで、前作でヒーロー、オルシーノ・チャッツフィールドの友人として登場したティエリーが今作のヒーローで、前作の主人公カップルも引き続き出演しています。話の方ですが、他の方たちが仰っている通りヒロインの思い込みが酷すぎです。とりあえず具合が悪いならまず医者に診てもらおうよ。一方ヒーローも面倒くさい奴ですが、少なくとも友人オルシーノと違って(苦笑）人の話はちゃんと聞くし、何だかんだ言ってもヒロインを受け入れる度量はある人でそこは良かったです。

結構好きです。自分の死期を悟り、人生を懸けた最後の冒険って思いで、旅をしていたヒロインはとても輝いていたのでしょう。冒険好きで、プレイボーイなヒーローが魅かれるくらいに。結果、病気は思い込みということで、ヒロインは自分の起こした行動を恥じますが、、、。前半、弱っているヒロインに対して、ヒーローがとった行動は、愛情より責任感の方が勝っていたのでしょうか？ヒロインも、病気が間違いだと分かると、引け目からか、素直になれません。愛しているって正直に言えないもどかしさ、お互いに愛情を確認するまでは、ヒロインの気持ちが山あり谷ありです。

余命僅かだと思い込むヒロイン。パリで一夜限りの関係で妊娠。病気は気のせいで、結局、ヒーローとめでたくゴールしちゃいます。

ホテル・チャッツフィールドシリーズ「強いられた献身」のスピンオフです。ヒロインは亡くなった母親と同じ症状が自分に出て「私も母のように死んでしまうんだ」と思いこんじゃったんですね。母親の死が辛くてこんな思考になってしまったのは分からないでもないですけど、やっぱり確認しましょ。それから向き合いましょ。おかげで間違いだと分かった後にぎくしゃくしちゃうんです。

ついつい買ってしまいましたがあんまり面白くなかったというか結末は平凡です…(T_T)身分違いな恋を愛で乗り超えるみたいな…(T_T)

素敵なストーリーですが少し物足りない絵は素敵でした

ハーレクインの王道的な出会って一夜で、妊娠して、結婚して、気持ちのすれ違いや、愛のない結婚に悩み的なストーリーで、最後は、お互い心開いて、ハッピーエンドになる。