レビュー一覧

大好きな小林典雅さんの新刊という事で迷わずレンタル。相変わらずの丁寧ながらユーモア溢れるテンポの良い文章がたまりません。でも今回は楽しみにしている、とめどない妄想の垂れ流しが少し物足りないかなー。受けの伝法っさがもっとｶﾞﾝｶﾞﾝきてたらクソ真面目な攻めさんとの対比がもっと楽しめたかも。リズムとテンポと妄想溢れる文章力、そのくせ毎回色々な設定がしっかりしている作家様。大好きです！

このお話、ものすごくおもしろいです！役者ながら色子もしなければならない音弥と、何度も婚約者に死なれてしまい、人を愛することに臆病になってしまっている榊の、胸が熱くなる愛情のお話です。攻めが未経験で、かわいい受けが経験たっぷり（ほんとの恋愛からではないですが）というのもあまりないでよね。もう、読んでみて。お願いします。

堅物の榊が世慣れた音弥に翻弄されて、相思相愛で身請けしてしまう。テンポの良い会話で笑わされ、ニンマリ。手下の少年も可愛い。

初読み作家さん。むっつりお侍さんが、無表情で萌えてるところに私が悶えた。色っぽい場面でも軽妙なやりとりが新鮮でした。