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寂しすぎてレズ風俗〜の続編です。読むのがしんどくなる位共感できました。続編が出たら是非読みたいです。
「心の病と戦う人の”心”に、世界はどう映っているんだろう?」が、いっぱい詰まっています。私たちが普段当たり前に感じていることを、「当たり前に感じるまで」のプロセスが描かれているような気がします。心の成長に伴って、興味・関心が自分から他人や外の世界へと変わっていく様子は子供っぽくもあり、しかしそれを大人の目線で説明されるので、なるほど…と思わされます。もちろん、病気なら人を傷付けても構わないとは思いませんし、自分の心の成長の糧に他人を利用している様にみえなくもない。でも、みんな一度はどこかの誰かに、甘えて喚いて傷付けた経験があって、それなりに成熟した心で読んでいるから、「そんなことあったなぁ…」って共感できるし、「そんな年で、まだそんなこと悩んでるの?」って憤りを感じるのではないかと思っています。人間は十人十色なので、うつ(とどこかに書いてあったはず)を患う方が全員、こういう考え、感じ方ではないはと思いますが、がん等ほかの病気との闘病記などと同じで、この方のエッセイがうつ病の理解に繋がれば、と思います。「作者は自分に甘い」なんて思わずに読んでほしいです。
日記というだけあって、思いのままにまとまりなく書き散らされたものでした。作者は創作活動よりも、しばらく治療に専念されたほうがよいのではないかと心配になります。
モラルハラスメントの後遺症から脱却するための、認知行動療法の実践の記録として、本作品を読みました。作者の方の一進一退の苦闘に励まされます。池の水がよどんでいるからといって、一気に抜くと棲んでいる魚が死ぬようなもので、これは一度に治すことができない。呪いのように、自分を害する考え方と自分自身が一体化してしまう。作者の方のお母さんが、娘を傷つける加害者であり、姑から傷つけられてきた被害者でもあるように、個人の単位から、家族というコミュニティ単位において、負の連鎖が継続していきます。作中で、お母さんが作者の方を指して家の恥とつぶやくシーンがありますが、お母さんもきっと、類似した言葉を沢山投げかけられてきたことでしょう。作者の方は両面をみて苦悩する。痛いほどよくわかります。新しい作品が出たらまた読みたいです。状況を変えるために行動することの価値を感じられました。
赤裸々につづった交換日記です。多少の脚色はあるのかもしれませんが、ノンフィクションなので、「次の回ではこうなるだろうなあ」というのを裏切られますね。そこがいい。幸せになってほしい。
愛に飢えた著者さんの切実な思いが伝わってくる作品。前作も読んでいたのですが、今回のエッセイの方が個人的には好きでした。とにかく絵がかわいい!購入したことで少しでも著者さんの生活の足しになっていますように…と途中から貢ぐような気持ちになってました(笑)またエッセイ書いてほしいなぁ
作者のことを、甘え過ぎ!という人も相当数いるようですが、そもそも恐らく色々な事情で認知の歪みなどもある方だからこそ色々なところでつまずき、そういう人から見た世界を漫画にしてるのだから、批判するのは違うと思うのです。彼女の甘えたい気持ちや愛されたい気持ち、家族から大切にされてないわけじゃないんだけど満足できない気持ちが丁寧に表現されていて、ああこういう人にとっての世界はこう見えるのか、と勉強になります。
心の病のエッセイとしては一番しっくりきたました。当事者になると側から見ると言い訳が多くて前に進めていないように見えるけど、充分戦っているし、健康な人では考えない程考えているから前に進めない時もあります。それを悩んで溝にはまっていく過程も書かれていて私は共感できます。絵がコミカルなので読みやすくて、でも辛い現実を代弁してくれているような内容でした。
前作の続きが気になっていたので、読めて少しスッキリした。情報過多というのは、とても共感できた部分。探している段階ではある程度仕方ないことだけど、、なるたけ一人の人について掘り下げていけた方が良いですよね。人と性的行為のあるお付きあいというのは。
前作からたくさんの勇気を出している作者さんの生き方に勇気付けられました。
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寂しすぎてレズ風俗〜の続編です。読むのがしんどくなる位共感できました。続編が出たら是非読みたいです。