レビュー一覧

世間から隔離された様な小さな世界では似た様な因習があるのでは？と思うくらいドキドキしました。

花嫁モノは大体受が女々しくて好きではないのですが、なんとなく購入。思ったよりよかったです♪受もしっかりしてるし、孤島の奇祭で生贄と世話役の許されない恋、とキケンな設定ですが安心のハピエンです。ただお世話中は手は出せないし(調教だけなので・・・）気持ちを伝え合ってから、まともな状態で結ばれるいちゃラブシーンがないのが残念。後日談というか、ラブラブな二人を見たかったです。

砂床先生買いです。離島の土着信仰や神様物はＢＬでは比較的多く何作か読みましたが、比較にならないぐらい禍々しいというか、本格的です。そしてそのおかしな状況の中で少しずつ育った愛も、（ありがちな体から入るだけのパターンでなく）気持ちの伴ったものでした。怒涛の展開の後半部分が、割と早い展開で（本来なら空恐ろしいことになったはずなのですが）読みたいような読みたくないような気持ちになりましたが、ハッピーエンドで終わって本当によかったです。

物語重視です。神話とか神事とか、２人のその後の甘々な生活のお話がもっとあったらよかったのにと思います。

こういう感じ他で読んだ気もしますが、離島と秘祭がメイン。「マレビト」と衆前で性行為するための準備がなかなか長く、リアルな調教系で読ませます。「マレビト」との衆前での性行為も、幸せな感じで良かったです。あと、最後ハッピーエンドなので、読後感もいいです。

島に伝わる因習の話でしたがあまり鬱々とした雰囲気でもなく、また実際過去の日本にこういう習慣がありそうでリアリティがあって話が面白かったです。話の大部分が２人きりの閉ざされた環境で進んでいくので、もうすこしほかの登場人物との絡みもあればもっとよかったかなと思いました。

ただの学生の卒論にするのは難しいのでは? だってこれだもん。

すみません。島と神と祭壇で盛り上がりましたがうーん結局それがしたかったのねそれだけなのねとうかんじ。

紙を手放していたのですが、懐かしくてつい購入してしまいました。島の因習にまつわる設定がおもしろく、民俗学の一端を垣間見られるところも好きです。

奈良先生の硬質な線の挿し絵が華を添えていますねー。謎の祭事に巻き込まれ、マレビトの花嫁となるべく祢宜に身体を仕込まれる主人公ですが、互いに心ひかれあうさまがとても伝わります。ストーリー重視の方でも楽しめると思います。