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でりこ先生の愛憎劇は特にこの時代があってると思いました。とても丁寧に描かれていてわりと早めにその経緯がわかるんですが、微妙に隠されているところにこのお話の根幹があると思うとたまらないです。エロはでりこ先生の真骨頂というべきで典彦の性癖がよくわかります。BLという枠でだからこそ狂気のような愛憎がいっそう際立つこのお話、2巻一気読みしてしまって続きが気になります。大人の身勝手な思い、行動から歪められてしまった育郎と蘭蔵の過去とこれからが早く見たいです。
ウワーーーー!すごいのがきた!この危うくも妖しい世界。たまりません。旧い時代のなんともいえない窮屈さ&壮絶な色気。傑作です!早く、続きが読みたい!
3巻でいよいよ好みが分かれる感じになったと思う。昭和初期?のレトロな世界観での背徳的で淫靡な主従関係はエロくて良い。でも典彦のサイコパスさは微妙。最後まで読むけど地雷よりな展開になっちゃった。
一気に読み進めてしまいますね。古き閉鎖的な日本であったかもしれない家をめぐった話。登場人物が皆何かを抱えて、その中で薄暗く生きている。江戸川乱歩の小説を読んでいるような、そんな読感でした。
凄く画力のある作家さんで、好きで何作か購入させて頂いてますが、今作に感じるのは共感性の無さです。 乱暴な言い方をするなら、皆無です。 主従関係や知恵遅れであるが故に無邪気な義兄の蘭蔵など、個人的には大好物なのですが、ただの一人も心情を表すコマがワンカットとして存在しない。心情を切り取るコマが無いので、読者が一歩引いた場所でスジを追うだけになってしまっている。気持ちばっかりを追う、少女漫画の様なのが良いとは露ほども思っていませんが、作中人物の視界を表現したり、手先、足先、肩などの身体の一部分を余韻として残したりなど、物語の中の人物像に触れることが出来たならこんな疎外感は感じないと思い少し残念でした。
汚い親父モブ姦とか地雷の方もいると思うので、前方注意です。自分的にはむしろウェルカムですが、1巻を時間レンタルしたのが随分前なので、そもそも典彦の執着って、何でだっけ?って、ちょっとウロ覚えなとこもありますが(笑)2~4巻読んだところだと、やっぱり最初は育郎母に執着してたのかな?だとすると育郎が不憫過ぎる。いや、もう充分悲惨な事になってますけど、この作家さんのパターンだと、受はそれすらも悦びとして、受け入れちゃうみたいな、胸糞EDもあるから、このまま買い続けるの不安だなー(笑)別にそれでも良いけどってか、ここでウダウダ言ったとて、どーせもうキャストの行く末は変えられないんだろうけど、どうにも今の所、典彦には愛が感じられない。只の執着サイコ野郎。急スピードで追い上げて来た同級に期待。別に同級と安易なハピエンになる必要は無いけど、育郎が自分で選択する場面が来ない事には。今の所、タイトル通り追い詰められてるだけだし。仮に典彦EDとしても、お互いに変われなければ、どうしたって不幸な結末しか待ってないと思う。お話だから、それでも良いけど、これだけ長尺なんだから、余り陳腐なEDはやめて欲しい。"それこそ究極の幸せかもね"なんて分かった風な締めだと、全部それで片付いちゃうんで、それはナシで。この作家さんの傾向の気がするけど、執着=愛故なんて押し付けは大概にして欲しい。不憫なキャストにせめて選択権は与えて欲しい。
評価が高いし、ネット上でも話題になっていたので、1巻を読んでみました。うーん、強烈なパワーがある作品だけに評価がまっぷたつに分かれると思います。で、私には無理でした。登場人物みんなが病んでて気持ち悪い。奥様が使用人とするシーンが特に気持ち悪かった。どの作品でも必ずもう一度読み返すのですが、この作品だけは読み返せませんでした。48時間で充分でした。評価下げてごめんなさい!!!
絵と話は好みなのに脇毛とすね毛はいらない…熟女の裸も結構です…萎える…なかったら星5でした。
待ってた、、待ってたよおおおお!!!ついに完結!!うわあああ!!読後こんなテンションでレビューしてますが内心気が気じゃありません。でりこ先生素晴らしい闇BLをありがとうございました。誰がなんと言おうが育郎が幸せならそれでいいんです。幸せの定義なんか人それぞれですよね。うんうん。はああよかったよおお噛み締めて読んだけど完結寂しいですみんな大好きだよおお1から読み返してきます。
4巻まで読みました。これで続くんですねっ!!交わいながら焼死するラストも美しかったかもしれませんが、続くとなるとこれは意外と育朗坊ちゃんの起死回生が見られるかも!? ぜひコケにした副社長やクソ議員を、兄殿と踏みつけにしてやってほしいものです。そこまでの路線変更は冗談としつつも(でもあの記者の動き次第ではあり得なくもないかも)、典彦が丁寧に消失させてきた坊ちゃんの自尊心が少しでも修復されますように。5巻が待ち遠しいです!
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でりこ先生の愛憎劇は特にこの時代があってると思いました。とても丁寧に描かれていてわりと早めにその経緯がわかるんですが、微妙に隠されているところにこのお話の根幹があると思うとたまらないです。エロはでりこ先生の真骨頂というべきで典彦の性癖がよくわかります。BLという枠でだからこそ狂気のような愛憎がいっそう際立つこのお話、2巻一気読みしてしまって続きが気になります。大人の身勝手な思い、行動から歪められてしまった育郎と蘭蔵の過去とこれからが早く見たいです。