レビュー一覧

絵が好みです。曲線がきれいで、キャラクターが活き活きと描かれていると思います。絵だけでなく、ストーリーの内容や、キャラクターの個性も魅力的でした。オケの世界で迷い行き詰る二人が、出会いによって互いに触発され、成長するストーリーです。主役の二人が惹かれあう経緯がとても自然で、BLという枠組みに囚われずとも、恋愛ものとして面白みがありました。ところどころ色っぽい空気が流れ、読んでいてドキドキしました。

すみません。初めの楽団ボイコットは余りインパクト感じませんでした。現在世界的に有名な指揮者で過去にこういう事件にあった人がいて伝説となっています。だから　何これ！古くない？って感じました。話の持って生き方も古い。でも、作中太陽の下のきれいな空気を吸えば気持ちも和らぎ、先の事も自ずと見えて来るものだと自然の小さな植物達が教えてくれる。又、自分の生き方は結局自分の殻に閉じこもらず、外に目を向けてみなければわからない・・・というところは良かったかな。まあ、言わんとする処は分かるのですが、全体的に未だ練られていない感が惜しい。

感想を書こうとすると、内容を話すことになるので、控えますが、一言でいうなら、「神崎の意志の強さがかっこいい」作品です。

指揮者とバイオリニストって組み合わせはどこかで読んだパターンだけれど、こちらのお話もそれなりに格調高くよかったです。

もう少し音楽家としての苦悩とか詳しくあると良かったかな…。長編だったらもっと面白くなったかも。私だけかもですが、見れば見るほど青山剛昌の絵に似ている気がして色気を感じようにも先入観が…丁寧に描いていらっしゃるのに。すみません(^^;;

何か既存の作品に似てました。そちらのほうが作りこまれてて、面白いからですかね……何か物足りなく感じました。

のっけから指揮者vs奏者のバトルって感じで盛り上がりました。ちゃんとしたテーマがあるお話なのでできるならもうちょっと長いお話で読みたかったかな。エロシーンは一応あるけど少なめ・・・というか別になくても良かったかなー。

久しぶりに素敵な作品に出会えました。この作品の魅力はキャラクター自身が持つ魅力から来るものだと思います。プライドが高く音楽に対して妥協を許さない神崎が楽団からボイコットを受け、同じように楽団から追い出されてしまったヴァイオリニストと出会うことから物語が始まります。一見無愛想で人に興味のなさそうな神崎（実は可愛い）と穏やかで育ちの良さそうな天美（結構曲者）が互いの存在を通して成長し、救われていくところがうまく描かれていました。また、二人の心が少しづつ近づいていく様子が素敵でした。もし、続きが出るなら二人の今後がもっと見たいです！

丸々代表作でした内容的には途中までよかったんですが終わり方が急に展開早くてガッカリでしたあと個人的にはBLじゃなくでもよかったんじゃないかなって思います

音楽についてはまぁ良いとして、なんだか主要キャラがあまり好きになれず…(笑)