レビュー一覧

このシリーズの他の本と比べるとちょっとうわってくらい怖いかな。でも2016年出版とは思えないくらい古いスタイルの絵に現代人とは思えないような自分勝手で無知な事をいう人達はいつも通り。もうチョットリアリティのある書き方して欲しいです。フラジャイルとかコウノトリみたいに。48時間で1チケットが妥当だと思うんで、3チケはちょっと。

読んでいて、涙が自然に流れてきました。事故のトラウマって怖いですね。何も悪いことしてないのに、何故こんな目に、神様っているのかしらと思ってしまうほど共感出来るお話しばかりでした。最後は家族の絆が大きいのはこのシリーズの共通点ですね。

とても重い内容で読み応えはありますが、時々表情や台詞に違和感を感じます。

大事な人との思い出がどんどん消えていくというこの上ない恐怖と絶望。でも、確かに残るものはあるんだと思いたい。何気ない日々を送れることが一番の幸せなんだと思いました。

このシリーズは、涙なくては、読むことができません。心に響きます。

感動するようなお話ではなく、世の中にはたくさんの病気があること、それを受け入れて生きている人が多いことがわかりました。

昔の作品なので今と考え方や分化感の違いか、少し違和感はあるけれどとても良い内容の話だと思います。病気が人を育てるのは大きいですね。

目に見えて体を蝕む病もあれば目に見えない記憶を奪い心を失わせる病もあるんですね。どちらも本人にとっては辛いとは思いますが…

難病のこと、家族のこと、命の大切さがよく理解できる作品です。私も難病がありますが、前向きに生きていこうと思いました。

みんなが幸せになってほしいお話でした。偏見をもたないようにしたいです。