この作者さんのタイトルと表紙に惹かれていて、「馬鹿でー」がよかったのでこちらも読んでみました。受けの特殊能力で事件を解き明かしながら、過去に傷ある主人公二人が繋がり、名前を呼び合うことでお互いの存在を確かなものにしていくお話でした。謎を解き明かしていく過程も、二人の言葉や表情の変化もよかった。やくざモノとか悪い人の話は好きじゃないですが、ひどいシーンなどはなかったので楽しめました。エロは後半少しありです。

びっくりです。そこまで高評価でもないなって油断してたら超面白くてヤラれました。お話はあらすじの通りだし雰囲気もサンプルの感じがずっと続くので、淡々としたのが嫌いな方には合わないかもしれませんが、ある意味すごいツンデレ受で個人的にツボでした。もう話の中盤あたりから読み終わりたくなくて何度も残りページ数を確認してしまうほど。読み返すし続編出たらソッコー買うし、次回から作者買いもアリということで文句なしの五つ星です。

とても素敵でした。なんといっても絵が素敵だけど、今回はお話も面白かったです。レビューに、甘くない甘くないと書いてあって覚悟していたのですが、わりと甘かったです。たしかに膝に抱えていちゃいちゃとかはないけど、攻めの受けへの気持ちがダダ漏れなので、そういう意味で甘かった。あと本編は非常にシリアスな感じですが、書き下ろしがものすごく可愛らしくて面白かったです。

続きが読みたい！いちゃいちゃ甘々とは遠い、ドライな二人なのがいい。やらしい場面もありますが、そこまでの展開を急ぐよりは、せっかくの超能力、家族、裏稼業などの設定を生かして、いろんなエピソードを時間をかけて紡ぐ中で一線を越えて欲しかった。コミックスで2巻くらいかけて、2巻目でいよいよ…くらいの方が深みがあって良かったな。駆け足の感があるので、正直星4つ。ただ、もっと色んなエピソード読んでみたいな、続編読みたいな、と思う登場人物たちだったので、応援の星プラス1個。

うわあ、よかった~。孤独な二つの魂が否定しあいながらも、その孤独の深さゆえに渇望してしまう…。攻めは生粋のヤクザ。受けは毎月、返済をしている古本屋。このセンセの絵は艶があって色っぽい。二人が心を通わせるまでも、まるで映画のようで、何度も読み返してしまった。いいな~、スッゴいきゆんときてしまった。エロも切なくて可愛い！とにかく良いです♪

借金取りのやくざと人嫌いの古書店店主の話で、１冊まるっと二人の話です。たくさん語られるわけではないですが、二人の背景がしっかり伝わってくるので、関係の変化が自然です。変化っていうのかな、変化してないようで変化している微妙な二人のつながり方が魅力的でした。甘さはないけれど、甘さがないのが逆によくて、二人のやりとりをずっと見ていたい気分になりました。そんな気分になったところで終わってしまった、という感があるので☆を−１。でも、借りてよかったと思える作品でした。

作者買いです。凄く良かった！キャラクターがとても魅力的。攻めも受けも好みのど真ん中だし黒崎さんも気になる存在。湖水先生の絵は大好きです。特殊能力がもっと効いてくるかと思ったら意外とあっさり。でもあんまりファンタジー過ぎるのは好きじゃないので私には丁度よいくらい。よく似た寂しいふたりが寄り添っていく姿に感動。名前って大事だなぁ、としみじみしました。攻めが受けを好きすぎて独占欲高めなのもポイント高し。続編希望です！

作者買い。今回も独特の世界観でした。やっぱり面白かったです。

作家さんが好きだから買ってみたら、やっぱり良かったです！普段レビューとか読むだけなんですけど、これはほんとに良かった

お話はともかく、この作者さん、びっくりするくらい同じ見た目のCPしか描かない(描けない？)んですね。既刊CPの99%が短髪で男臭い攻め×黒髪華奢美人で、実はみんな親戚なんじゃ…と疑うレベル笑