レビュー一覧

暴力シーンや義理の兄：栄のつらすぎる過去があり、いろんな意味で「痛い」のですが、主人公：穏の子供っぽいのに強さを感じるキャラクターや、時折はさまれるかわいいシーン、ギャグシーンで救われます。穏を傷つけるだけだった圭吾もゆがんだ愛情表現だったけど穏を好きだったのだろうし、穏が好きで手を差し伸べながらも最後に救えるのは自分じゃないと思っている千ちゃんもやさしかった。そんな千ちゃんに報われない思いを抱き続ける光星さんの＜うざかわいさ＞がたまりませんでした(笑)最後は自ら暗闇から出てはいけないと思い込んでいる栄が穏という＜光＞を手にして幸せな形で終わりホッとします。兄弟だけど両親の再婚同士で血はつながってないし、過去に１度しか会ったことのない二人がお互いに必要として、それが愛になるのも必然かなと思って読みました。最後にのってる２本のＳＳ笑いました！作者のＨＰで続きのストーリーが何本か読めますよ！

ちょっと昔の思い話をテーマにお話が展開されてます。表紙の蒼がとてもきれいだったので（サンプルでも気になったので）借りました。一冊通してのお話（他でその後もＨＰでみられますが）だったので、結構じっくり読めました。ただ、後になった思ったのは、、ＢＬでも兄とデキル必要は無かったような・・・。たんにいいおにいちゃんでよかったのではと・・。このタイトルこそ「どおしても触れたくない」出よかったのでは。

思わず何度も読んでしまいます。結構、痛いシーンもありますが深層心理が絶妙で、それぞれの想いが心地良いし切ない気持ちにしてくれます。

ハードな場面もありますが、穏と栄の切なく優しい関係が物語を深みのあるものにしていると思いました。二人がお互いの希望の星なのです。いい作品です。

途中から、ボロボロ泣きながら読んでしまいました。栄さんと穏の話ももちろん好きですが、ひたむきで健気な一方通行の片思いを、どんなに敗れても貫き通す根性のある２６歳（＾＾）におもいっきり泣かされました。切ないけど、明るくて、希望があって。全てを回収してくれたような、そんなキモチになりました。

これと同じ作家さんの作品「ふたしかな僕たちは、」を先に観ましたが私自身はこちらの作品のほうが良かったです。「ふたしかな。。」の作品のほうはちょっと辛口評価になってしまいましたがどちらも作家さんにとって初期の作品なのでしょうか？気になってブログのほう拝見しましたが、結構観やすい絵だったのでやっぱり初期作品？これからのご活躍が楽しみの作家さんです。レンタル選択が「無期限」のみなのはチョットねー。。って感じです。

無理でした。どこにもときめけず、ただ痛くてしんどかった。あれだけひどい目にあわされても警察いかないなんて納得できないなぁ。

時々思い出したように読んでます。ある意味で大団円のお話。そこまでの道のりは決して簡単ではありません。時々ぞくっとするような怖さがありますが、暴力描写無理でなければ、試してみてください。Web上には、結構な長さで番外編が公開されてるのに気づき、感謝の意味でレビュー投稿しました。

うーん…二回読み返してもいまいち意味が分からなかった…。まず、全てにおいてストーリーがとうとつにはじまるので、起承転結というより全体的に起！起！起！結！って感じ。ＤＶ、家庭崩壊、複雑な恋愛関係、兄のトラウマ………ごちゃごちゃし過ぎてるわりに、皆さんおっしゃるとおりあっさり描かれてるので、私には感情移入出来ないうちに丸く収まってしまった感が…。どれかひとつにスポットを当てるなり掘り下げるなりすれば面白かったのになぁーー。

猛プッシュします！！主人公は間違いなくオンなんだけど、ケイゴ、千ちゃん、栄など、きちんと心情が描かれていて、よくある主人公達2人を中心にトンデモ展開とかが無くて話に引き込まれました。あと、可哀想で痛々しいけどけなげな主人公オンに、母性本能をくすぐられまくりでした。ただ、美麗な感じの絵が好みの方にはあまり向かないかも…？？