レビュー一覧

本編２作とも読みました。が、何となく物足りないまま読了して短編を書かれているのは知ってましたがまさかここで読めるとは(笑)あれほどブレブレだった攻めが望一筋な男になってラブ度高めというかばっかりで満足でした。

シリーズ前作は、なかなかくっつけない2人の道のりが、読んでて辛くて、早く幸せになってほしい一心でページをめくっていました。だから今回のお話は、2人のラブラブがもっと見たい！という期待で読んだので、やや物足りない感じでした。今回は2人の周りの人たちの視点で書かれた短編集で、それはそれでいろいろわかって良かったのですが。特に、30歳を超えた2人が結婚（事実婚だけど）して、店を出してという生活を送っていることが知れたのは良かった！俊一が望にデレデレな様子もちょっとわかったけど、もっともっと見たかったな。辛いお話しの後の、甘〜いご褒美はいくらあっても多すぎることはないですから。

大好きな作家さんです。本編（前作二編）痛いほど切なくて、涙涙で読みました。今回の短編はじんわり温かくくて涙しました。どの作品にもやられています。今回もやられました。

もう、このシリーズ大好きです！何回読んでも飽きない！読んだことない人はぜひ、『愛はね』から読んでみて下さい！

どれも短編ですが、とても好きな2人なので、その後が読めて良かったです！俊一が望の事を大好きで、大切に思っているのが本編のジレた関係からの反転で本当に良かったです！幸せな気持ちになりました^ ^まだまだこの2人の幸せの続きを読みたくなりました。指輪、買って欲しかったな〜。

短編がいくつか入っています。編集者の女性や新しい編集になった男性、望の兄、本編にも出てきた高校時代の同級生の女性など色々な視点の話が出てきます。個人的には、女性視点を入れるならもう少し二人のストレートなラブラブっぷりが見たかったかも。

本編は、涙無しには読めなかった…けど！短編集は、ほっこり読めて楽しいです！お兄ちゃん達がいい！

いい…。身近ないろんな人達から語られた、主人公たちのその後が見えて暖かい幸せな気持ちになれます。二人の甘甘な生活をもっともっと覗きたくなるようなそんな物語でした。

3部作最終章。結ばれてからのお話しと脇にでてきた人達の人生と思いを覗けて満足の最終章。強く　自覚なし　頑なに自分を正してきた攻めが実は　ほんわか受けに許され守られてきたことに気づく。樋口先生の攻めは　悲しい思いを受けにさせつつ　覚悟を決めた攻めの怒濤の溺愛と執着が本当魅力です。最後には周りからいつも愛される二人になりますね。色んな時代の色んな人の思いが読めてとてもいい最終章でした。愛はね、…題名の言葉通りの望が可愛いです。

続編の短編集で番外編もあり。不器用な人ばかりなのだけれど、望に癒され、悩みや葛藤を許され包み込まれるような気持ちになる心の声が集まっています。