レビュー一覧

ほんとの羊は受けでした。キャラ☆4.5／ストーリー☆3／H☆4／律☆1,000／総合☆5／全生物の味方のようなあたたかい雰囲気の、羊の皮を被った狼パパ。本当はずーーーっと前からパパの片思いストーリーがあって、受けに近寄る機会を虎視眈々と見定めてのヒーローショーチケットかと思われます。今まで会わなかったスーパーで、チケット渡した途端出くわしますか？遊園地の場所が曖昧で…とかありますか？なわけねえだろ笑 「いつから？ねぇいつからなの？」と問うてみたいです。狼パパの変貌ぶりは最＆高です。独占欲大好きです。これで、狼だと気付いてないピュア受けならキャラ設定に敬＆礼でした。あっさりくっついた事には疑問に思いましたが、読み進めるうちに「はいはい狼の思い通りなのね」と納得します。読者含め、全ては狼パパの術中なのです。

かっわいい～！はい、お分かりの通りおこちゃま可愛いです。でも受けも可愛いです（笑）お子ちゃま出てくる系にありがちなストーリーですが、設定がしっかりしていて登場人物の感情の流れに乗りやすく、一気に読めました。善良そうな攻めがペロッとエロくなるのもいいですね（笑）思いがけず面白い作品でお買い得でした。表題作の他に短編がひとつ。こちらも甘々です。

狼パパは、父としても恋人としても素敵！律くん(子供)がとっても愛くるしい。

…内容が薄いというか…会社員設定も子連れ設定も掘り下げ不足でリアリティがない。妊娠・出産の経験もない独身の男が簡単に引き取って育てられる程赤ちゃんからの育児は甘くない。そういう育児に苦労した描写も無しにいきなりの遊園地トマト事件はただの児童虐待にしか見えない。子供も少女漫画に出てきそうな、ベタで都合の良いあざと可愛いさばかりが鼻につく。メインカプは二人共、純粋な部分を見せたかと思えばいきなり変に顔付きが変わるので、置いてきぼり感ハンパない。「羊の皮を被った狼」設定だとしてもいきなり豹変するので、多重人格者っぽくも見えてちょっと引いた。色々御託並べてたのに、すぐくっつくし…展開がちょっと強引で内容があんまり入ってこなかった。

BL子育てモノの醍醐味と悩みを、ごく上澄み部分だけをさらっとイイトコ取りした作品。一応「悩んで」はいるけど、まぁ、お飾り程度。攻が受を好きになった過程も理由も分からず、いきなり挑んでいった感アリ。遊園地シーンでの攻は、到底ヒトの親としての行動ではないのではないかと思います。また、子供を引き取った理由が弱過ぎ。同情って、どうなのよ!?みたいな。☆2コは攻が、正に「狼」になる一瞬の黒さが滲みでて来る表情に対して。そこだけはわりと好き。

律くんは本当に可愛いです。が、攻めとの関係を知ったらなんかさめてしまいました。大学生が他人の子供を引き取る？攻めの親もその子をかわいがっているのも違和感しかない。攻めの真木さん本人があまり好きになれませんでした。受けは好きなのでいっそ同僚の由良さんとくっついてほしかったくらいです。

表題作は、タイトルで表してる通り、攻めが羊の皮を被った狼です、笑。いい感じのところで子供が起きて中断など、子供がいる家庭では必ず起きるあるあるネタが入ってて笑ってしまいました。でも、ちゃんとエッチシーンは忘れられておりません。かなりマニアックなプレイも入ってます。家族の形って様々だけど、ちゃんとそこに愛があれば、血が繋がってなくてもいいんだよねというストーリー。現実には法律の壁が立ち塞がり大変困難なことですが、そこは夢の世界。でもいつかこういう家族が増えたら、もう少しいいろんな人に優しい社会になるんだろうなぁと思いながら読んでました。全部表題作でいっても良かったんではと思ったり。ほんわかな気持ちにさせていただきました。

遊園地でのくだりはどうかな、と思ったけど、かわいらしい話でした。なんと言っても律くんがかわいい！

子供は可愛いんだけど、なんだか、ビミョーでした。感情移入しにくいというか、キャラがぶれてるのかな？とりあえず、途中で飽きてしまい、最後まで読むのが大変でした。

狼パパとゆうほどの狼ではなかった。一冊通してほのぼので終わっただけでした。赤の他人の子供を引き取るトコ尊敬しますが、軽すぎないかい？