レビュー一覧

絵は繊細できれいだと思いますがどことなく古臭いような懐かしいような感じでした。

すごく絵が綺麗で、この作者のほかの作品も皆そうですが、丁寧に描かれたイラストと透明感のある描写が、とてもここちよいです。読んでいて清々しい気持ちになるし、肌の感じも柔らかくていいにおいがしそう。男の子の初恋の描写がとても可愛らしく、ほのぼのした温かい気持ちになりました。

読んでいてすごくドキドキしました..先生と上手くいくよう祈ってしまいました。現実的で切ないですね

切ない。言った方は深い意味はなかったけど、言われた方は、その一言一言を宝石みたいに大事にして生きてるんだよね。

思春期の男の子たちの目線に入るのは　とても年の離れた女性（女の子ではない）で、もしかすると、表題作も短編にも登場する男子達の初恋なんじゃないかなって　そして、それが　とっても　淡く　儚く、切なく描かれてあったと思いました。

えっ！こういう展開に！？ちょっとびっくりしちゃいました。

主人公の淡い初恋が描かれていて、とても癒されました。私はなかったけど、実際に先生に恋した人は、より共感できるのかな？？と思います。かっこいいよりかわいいと思われたい気持ちや、スカートを履いて先生の所へ行くことは、ちょっとびっくりしつつも、理解できました。きっと、少しでも目を向けてもらいたかったんだろうなと、思います。最後のシーンはちょっぴり切ない感じでしたが、良い終わり方だったな〜と思っています！

先生に憬れるのは　悪いことではないですから、でも　実る恋ではないから、儚い感じがしました。