レビュー一覧

エロいとかエロさはいらないというレビューは自分的には少し的外れですね。既刊全巻読んでますが、八雲さんが自分からエロく迫ってたりエロい格好を意識してる描写は一切なく、むしろ自身は自分のことを芋っぽくて身体もだらしなくなってきたおばさんだと自覚してますし、水着姿を晒すことすら殊更に拒否しています。でも高校生くらいの男子には、そういうお固めな女性の少し隙のある感じに「見てはいけないものを見てしまった」と異性を感じてしまったりすることもあるんです。また逆に、大和くんが大人の男になっていっていることを感じる中で、亡き夫の姿が重なりなんとも言えない気持ちになる、なんていうことも未亡人ならではの感情表現ではないでしょうか。昭和感のある「お隣さん」の関係もうまく描けている上で、不自然にいやらしさを排除するのではなく有り得そうなラインでサラッと書いて危うい想像を読者にさせつつ、実際には何も起きないというすごく優れたバランス感覚を持つ脚本だと思います。と、一通りのエロいエロくない談義に対するレビューを書きましたが、漫画本体で言えばざっくり言えばグルメ＆スポ根です。もっと言えば思春期＆未亡人です。出会いがあれば別れが来るという王道中の王道ヒューマンドラマをほっこり+ちょっと切ないという感じで描く大人が読む漫画ですね。

なんだかなぁ…こんなにお互い無防備でいいのかと。若い子をたらしこんでるようにしか見えません。気持ち悪い。ご飯ものだから余計に。ごめんなさい。

1巻が半額だったので読んでみました。食べ盛りの子に食べさせる事で、作り甲斐が生き甲斐に繋がる…のは良いんですが、未亡人設定といい、妙に巨乳を強調している所といい、あざとさが目に付いて落ち着きませんね。食欲かセクシーか、どっちかに集中しようよ（笑）。男の子の感情表現が平坦なのはまだ良いとして（でも「美味しいです」位は言って欲しいな）、過去を棚上げにしたような未亡人の性格付けが腑に落ちません。夫の死後、抜け殻のようになっているにしては全然思い出している風も無し、生活感も無しで、単に萌える為の「未亡人」という記号のようです。後書きによれば、もっと淡々としていたものが、感情表現豊かで可愛らしいおねえさんになったとの事ですが、どっちつかずになるなら元の設定の方が良かったんじゃ…。どうにも座りの悪いお話です。1巻でお腹一杯、お代わりはご遠慮致します。

紙媒体で読みました。女性目線からです。未亡人設定とか、金の出所設定とか気にしている方もいらっしゃいますが、そんなのどうでもいいです。題名も餌付けなんで、色恋沙汰とか心配する前に、お腹ペコペコの男子に腹一杯食べさせてあげられる八雲さんの爽快感と満足感がたまらないです。私もそうでありたいです。大和くんの食べっぷりに癒されます。将来大和くんがプロ野球選手になったら八雲さん迎えにいってほしいとか予想したいですね(笑)

腹ペコ高校球児の気持ちのいい豪快な食べっぷりを見たり、出てくるメニューも簡単なものなので夕飯の参考にしたりと初めは楽しく読んでいましたが、何故か巻数が進むにつれて八雲さんが嫌いになってきました。ランジェリー姿のカラー絵とかも、そういうの求めてないのになぁと………今のところ全巻購入していますが、今後は買わないかな

ほのぼのお料理漫画かと思ってたら、すごいきゅんきゅんしました！5巻まで一気に読みました。他レビューで何故未亡人設定？と突っ込んでいる方がいますが「寂しい心を埋めるために誰かにたくさんご飯を作りたい」という動機は、私はしっくりきました。未亡人設定が一番良いと思います。手が届きそうで届かない微妙な関係性にきゅんとします。大和くん可愛いなぁ…。ご飯ペロッと食べるところも、八雲さんにドキドキしちゃってるところも可愛いです。八雲さんは今のところ全く大和くんを意識していませんが、これから大和くんの気持ちがバレてギクシャク…みたいな展開なのかな？早く続きが読みたいです！

いい感じにコメディなので読みやすいし、女の子のキャラクターが可愛いです！

絵はきれいでした。ご飯もおいしそうですが、内容があまり面白くなかったです。

未亡人で美味しい設定です、これから恋愛に発展していくのかどうかはよくわかりませんが、年下の男の子がドキッとするような瞬間は読んでてニヤニヤしてしまいます。

9巻だけ驚く程に作画が荒れている。切なくも暖かい素晴らしいストーリーで、元々絵柄にムラはあるものの顔や手先の表情などがなんとも魅力的な作品だったのに、9巻だけ突然別の作品のような荒れよう…。背景も真っ白でデッサンも滅茶苦茶。小学生の落書きのような。見てるだけで不安感に襲われる。作者さんは身体の丈夫な方ではないようなので病状的な理由なのかもしれないが、お金と引き換えに売るものとしてはあまりに酷い。好きな作品なだけに、私の中では9巻だけは無かった事にし、8巻で終わったものとします。