レビュー一覧

短編５つで、どの作品も悪い人が出てこないので、ほっこり穏やかな読後感。エロも適度にあり、短編集ならではで飽きずに読めましたが、その分ちょっと物足りなかったり。タイトルの英語表記で、「木曜日の夜に」は この場合の前置詞は　at ではなくon　が正しいので、確認してほしかったです。

この作者さんって、独特の空気感がありますよね。きちんとした､清らかな線っていうか、だから、どっか絵空事みたいな。それが悪いわけでなく、お話によっては多分、心をもっていかれるような、そんな切なさがある。でも、今回は、制服、タクシー…、う~ん。何か萌えなかったなぁ。題材素敵なのに…。めっちゃ残念。

作者のファンなので購入しました。絵柄が魅力的で艶っぽいです。ストーリーもかわいらしくて大好き。エロではなく気持ちで萌える話が多いので、エロ重視の方には物足りないかも。

絵が苦手なんですが引き込まれていきました。仕事中ですからっ。がかわゆす

作者サン買いです。好きだなぁ、登場人物の淡々とした感じ。みんなしっとりとしていて、言葉少なでも目で仕種で語るのが何より雄弁です。何作か読ませて頂いてますが、いつもそのスタイルが崩れないのが大好きです。絵もすっきりで見やすく綺麗です。描き混みすぎの煩さがないのもストーリーの流れに合ってるのがお気に入りなんです。淡々としているので物足りなさを感じるかもですが、噛めば噛むほどじゃないけどジワジワとくる作家サンかと思います。因みに今回のお気に入りは、｢誰より願う幸せは｣の明日見さん（*'‐'*)♪

絵きれいで読みやすいけど読み応えはない。くっついて終わりとか、あっさりした短編集。

短編集です。タクシードライバーとお客様、ブライダル業界のお話、銭湯のお話などなど。優しくてグイグイくる攻めが多いですが、サラリーマンのお話は犬を使って受けから仕掛けていたお話なんかもあります。

「ここにしかいない二人」から作者さんの既刊を読み返し（紙で持っている作品も）初読時より好きになりました。たった1コマの止め絵に凝縮された萌えや色気が味わえるようになったのかもしれないです。本作ならタクシー運転手さんに助手席のお客さんがおイタする縦長のコマ。あるいは、会社員と元バイト君の、職場での顔と現在の私的な顔の対比。かつてはそういう作風が物足りなく思えていたのですが、こちらが年をとったせいか（笑）名物茶碗をしみじみ眺めるように、いい景色だなぁ…と楽しませていただいています。あと、わりと人物の顔のバリエーションがありながら、現実的なアジア人らしさから離れないのもいいですね。それと手がすごく良い！腿や腰に置かれた手の重みや体温が伝わります。いまや唯一無二の作風になりつつあると思うので、これからはしっかり追いかけたいと思います。

この作者さん初買いですが、モノクロ作画は全作品共通なのでしょうか？ちょっとサスペンス風というか、サンプルを見て勝手に不穏なものを感じていたんですが、全編ラブラブでした。ちょっとヘンタイ入っちゃってるけど(笑)。短編集＋onlymineのおまけですが、それぞれテーマが違うので読みごたえはありました。私は二作目「おもいめぐらす」が好きです。受の策にのっかるフリでニヤリとする攻めが最高。フレンチブルも可愛い。この後日話も描いてほしいな！

絵が綺麗で、３次元が想像つくような素晴らしい画力です。ストーリーも短編集だけでなく、掘り下げたあれこれも読んでみたくなりました。素敵な作品を書かれる作家さんですね。