レビュー一覧

高校時代から10年以上も誤解しあってたなんて。というか本当のレイプ犯、あれくらいで許して良いの？ずっと友達のフリして騙して。そっちのが許せん！

どういう傲慢さの攻めが出てくるかと思いきや終始甘々な攻めだったかなぁと。水城に対しての思い良かったわ～♪イラストが欲しかったなぁ～！

凄くいいです！しっかりとしたストーリーがあって双方の感情にも無理なく読ませてくれます。一見最高の環境に生まれ育った受と施設育ちの攻という全く違う環境の2人が同じ高校で寮の同室になり双方恋心を募らせます。卒業間近のある日受はレイプされてしまうのですが、その犯人は攻だと思い込んでしまいます。状況的にそう思っても仕方がない環境で2人は完全に決裂し別れ、30歳を過ぎてから同窓会で再会します。攻も受を誤解し、双方誤解したままある理由から愛人契約を交わすのですが、攻が優しくて受は戸惑い苦悩しながらも攻に再度惹かれていきます。その過程も無理なくお話が進みます。突然愛人契約前に契約を打ち切ることになり2人は誤解したまま別れるのですが、このままどうなるの～とヤキモキしながらも読み進め最後はハッピーエンドで終わります。その後の話があればもっと最高でした。

作家さん買いです。誤解から長い間憎んで、でも好きだから葛藤しては素直になれず意地悪したり後悔したりの悪循環。両想いなのにゴールインまで焦らされますが、過去の事件だけでなく二人の境遇や進行形の会社買収の話など背景も絡めて、受の心境の変化も自然でした。さすが、読み物としてしっかり出来てます。スレ違いの切なさと、いつ誤解がとけてラブラブになるのかの期待で、あっという間に読んでしまいました。チケ代と勧善懲悪が弱かったのでマイナス★1 です。

これぞBL王道展開！といった作品です。TOBや株式、ファンド、M＆Aといった経済的な情報もわかりやすく書かれているので勉強になります。ただ王道的だからか先が読めるというか、淡々と「おそらくこうなるんだろうな」という風にストーリーが進んでいくので、若干物足りない感はありました。（大好きな英田さん作品ゆえに、どうしても期待値がアップ）物語の肝として「学生時代のレイプ」があったのですが、真っ直ぐな気性の苦学生の言動とは思えなかったので（紐で手足を縛る、頭から布団を被せる、抵抗すると殴る）おそらく寮の生徒による犯行だったんだろうなというのはわかりました。硬質ながら流れるような文章はさすが英田さん！ですが、もうちょっと捻りというか盛り上がりが欲しかったかも。

著者のシリーズものが好きで、これも読んでみました。物語として破綻はないですが、さほど山場や緊張感はありませんでした。読んでいる間は楽しめましたが、著者の他作品と比べると印象は薄いです。

あらすじから感じるイメージとは違い、純愛を拗らせた二人でした。攻受どちらも男らしいくビジネスの世界ではシビアな態度が良いですね！リアルな社会設定と緊迫感、そして二人が衝突して互いに悪態つく会話のキャッチボールの巧みさは、流石、英田先生ですね。読みごたえありました！

作家買いです。でも、題名の密約って？という程の密約なので。題名から想像する内容では無いです。初めから終わりまで、甘々カップルです。この作家さんならではの、もう一捻りが有ったらなぁ～と思いましたが。終始ラブラブだったので良しとしました。

他の皆さんも仰っていましたが、流石の内容でした。ストーリーがしっかりしているので、違和感なく最後まで楽しめました。

英田先生では珍しいビジネスBLですが、さすがです。BLの行方とからめたM＆Aのビジネス戦争が面白かった。攻めの鴻上が口では「俺様」なくせに、水城のことが好きすぎて行動は甘々なんですよねー。英田先生のエスシリーズの｢宗近＆椎葉」を彷彿とさせるカプでした。エスが好きな方はキュンと来ると思います。（エスほど過酷なストーリーじゃないので、そこは安心して読めます）