レビュー一覧

ううーん・・　　ちょっと綺麗事過ぎるかな。　　人へ「頑張ろう」とか言っちゃいけないし。それって、自分は関係無いけど、あんたは頑張りなさいって言ってるのと同じことだし。鬱気味の人に言っちゃうと、確実に悪化する。　　鬱じゃなくても、限界が来てる人・追い詰められている人に言っちゃうと、自殺や蒸発や鬱状態になってしまう可能性が大きい。人を労わる・思いやる仕事をしているのに、そういう基本的なことさえ知らないのはどうかと思いました。　　親子だから何とかなるとかそんな訳無いでしょう。ひどい親に虐待・育児放棄・心理的虐待・性的虐待を受けている人間は、表面に現れているよりもずっとずっと多いと思う。そんな親から酷い目に遭わされて苦しんできた人に対して、「親子なんだから」なんて言われたら、ブチ切れて殴り掛かりたくなりますよ。　　複雑な親子関係ってずっとずっと多いのに、そういう悲惨な人間関係があるということさえ、ロクにわかってない人が保護司をやって、本当に大丈夫なんでしょうか？？　　　ただ、保護司がボランティアとはずっと知りませんでした。　　よくそんな大変なことをボランティアでやるよなぁ。すごいです。立派です。誰にもできることではないです。　　その気持ちだけはすごく尊いと思いました。

幸せで前向きな感じで終わるお話が多いですが、現実はもっと厳しいのでは…？と。でも色々と考えさせられるお話でした。

絵もきれいで読みやすいです。一話ごとに読み切りっぽくなって進んでいます。基本ハピエンです。あくまでも漫画なので理想的な終わりなのかもしれません。実際はもっと厄介なボランティアなのかもしれません。犯罪を犯した少年たちに甘い罰がほとんどなので、漫画のように改心してるのかな？って思います。

保護司というものの存在を初めて知りました。「保護司法」なんて法律があるのに、民間ボランティアなのですね。役所ではできないことをする、NPO みたいな？　守秘義務があるでしょうが、もっと他の事例も漫画化して欲しい。

凄く引き込まれていく作品だなと思う。絵柄も良いですね。続きも読みたいです。

保護司の方は、とても人間ができていますが、私は、あんな気持ちにはなれないので、共感できませんでした。

考えさせられる内容でした。キャンペーンで安く、読み応えもありいい本でした。

この女性保護司に共感できず、残念です。過去の子供を失った事故で加害者になった青年と交流をもっているってくだりがあるのですが、なんていうか常に上から目線でこういう人を信じるってお話は無理って思ってしまいました。

泣けました〜。それにしてもこんな大変なお仕事がボランティアなんて、なんかおかしい気もする。でも、ボランティアだからこそ、ここまで親身になれるのかもですね。

誠実で泣かせるものがたりですが、どの話もまったりしすぎちゃって個性がないというか飽きさせる作品。もう少しパンチ効かせられれば面白くなる。