レビュー一覧

凄く良かったです不器用な攻め×健気で一途な受け切ないお話でしたが、後半の攻めの不器用ながらも歩み寄る姿勢も良かったです

主な軸は受けの成長ストーリーかなと思います。資産家の孫が、何も知らないお人形さんから、攻めとのすれ違いで家出先で色々な事を知っていくっていう話です。エロは少なめで、田舎くらしのほのぼのした雰囲気に癒されます。なのでガッツリエロを、期待したい人には向いていないかも…。攻めの秘書とあまり感情を出さない家政婦や受けが世話になる田舎の元大家さんと脇が、いい味出してます。

ハッピーエンドですが攻め、受け共に生い立ちが複雑です。

好みのストーリーでした。全体にせつなくて、、、。優しくて健気な受けが可愛かったです。攻めは不器用で寂しがりです。読み進めるのがもったいなくて、ゆっくり楽しみましたよ。

切なさと甘さを堪能しました。後半の序盤くらいまでお互いの気持ちがすれ違いっぱなしで、切ないやらもどかしいやら。受けも攻めも寂しがり屋で不器用。受けは素直で攻めは強情で意地っ張り。攻めが意地もプライドも捨てて自分の気持ちに素直になる事が受けを喜ばせ笑顔にすると分かってからは溢れんばかりの愛情を言葉や態度で表すことで、2人はあまあま。このまま突き進んで欲しいです。笑

作者のあとがきに『花嫁もの』を書くつもりが『農家もの』になってしまったと書いてあって、思わす爆笑してしまいました(笑)。でも農家の方の優しくて逞しい雰囲気は、この作品を色付けするのにとても良かったと思って居ます。オレ様な攻めと深窓の令嬢（男ですが）のすれ違いと誤解からの甘々なお話でした。美味しくいただきました(笑)。

初読みの作家さん。うーん、やっぱり小説はどうしても自分の好きな文章表現に印象が左右されますね～悪くないんだけども、濡れ場を読んでも今ひとつ入り込めないというか。お話の中身も、最初あんなに冷たくして、周囲からも孤立させて家出するほど妻を追い込んでおいて、素直になれなかっただけ、って。。実は最初から惚れていたと言われても、こんなお子様すぎる旦那は嫌だなぁ。萌えの要素があまり感じられませんでした、キャンペーンで読んで良かったです。

最後は甘々で、ごちそうさまぁ～って感じです。途中では受けの鈴音が攻めから逃げて、モダモダ感ありまくりです。勘違いもいっぱいしてるし。その辺切なくてキュンとします。結ばれた二人は、周りの目もはばからずイチャイチャしてます。もっかい言いますけどあまあまです。二人が幸せになれて、よかったです。

若干、攻めが受けを避けてた理由に納得出来ない。そこまでの態度とる？みたいな。。でも受けの成長が良かったから星4つで！

読んでいる間は楽しめますが、ちょっと現実感なさ過ぎに感じてしまいました。私は再読はないです。