レビュー一覧

親と同居ですし、職業は派遣社員なので共通点は少ないですが同じ「おひとりさま」の自分にとっては他人事とは思えませんでした。独り身の漫画家の方の以前読んだ、可能性的には自分に身近な乳ガンの闘病記より、こちらの漫画家さんの難病の闘病記の方が好感が持てました。大変な思いをされていて深刻な状況なのにも関わらず、漫画ならではのリアクションの大きさ以外は淡々と事実を綴られていて、高齢の親御さんや医療従事者の方達に対する感謝の気持ちを忘れず、素直で明るい作者さんを、純粋に応援したくなる気持ちになりました。皮膚筋炎という病気は大野更紗さんが書かれた本で知ってはいましたが、病気自体と共に投薬と副作用との戦いもあって、本当に想像し難いご苦労があったことと思います。見た目が普通の人と変わらないため、不自由さが周囲に伝わりにくいというのが、読んでいて自分ももどかしくなってしまいました。作者さんが今後、穏やかにお暮らしになれますよう願うばかりです。

いろんな病気があるのですね。絵や説明がとても分かりやすかったです。リユウマチはよく聞きますが皮膚筋炎は初めて聞きました。いつ発症するかわからず怖いです。作家さんは自らの体験を書き参考になりました。この病気が一人でも多くの方に分かってもらいたいです。

小学低学年の頃に同じ病の疑いアリで大学病院に月１通院、血液採取、投薬を数年していましたが、こんなに重い病だと知りませんでした。私は病名不明の高熱で他で一夏入院しましたが、就寝時は平熱だったので、体温計操作してると言われて退院した後、姉のニキビ治療に勝手についてった町の皮膚科の先生に指関節の硬質化、黒さだけで大学病院の紹介状を書いて貰ったので、発症前だったのか、誤診だったのか、こちらの本を読んで疑問に思ってしまいました。今思うと免疫力低下？体力ないのは親の遺伝かと思ってたので、自分の身体について考える葦である機会になりました。血液検査も問題なくなったので、勝手に行かなくなったのですが、ただ、再発？発症？を考えて今後生きていこうと思います。読んで良かったです。

詳しく書いてくださっていて勉強になりました。病気なのか加齢による疲れなのか判断できないので、やっぱりかなり悪くなってからでないと病院いかないよなーと身につまされました。

比べるつもりは無いのですが、わたし自身生まれつき股関節の骨の形成不全を持っており、30代後半になって生活での制限や痛みなど、日常生活に支障が出てきています。そんな中、病気こそ違えども闘病をされ、最後の方にある作者さん(＝主人公)の、「病気が発覚した時生涯共にすることになると思ったので嫌わず仲良くしようと思いました」「この先も仲良くやっていけたらいいなと思ってます」のセリフに共感しか覚えず、すてまに同じことを思っていた身として励まされました！わたしも頑張ります！

甲状腺の疾患持ちです。そして謎の蕁麻疹でステロイドを10ミリ服用していて作者と服用している薬が同じものが多くて共感しまくりでした。見た目では分かりにくい病は理解されにくく辛いですがこの作品を読んで前向きにいこうと思いました。

この病名は初めて聞きましたが、同じ膠原病のリウマチを患っているので、医療費の不安とか将来の事とかすごく共感します。完治が無い不安がずっと付きまとってて怖いのに、作者さんは明るく読みやすく書いてあって、強いなぁと思いました。

暗くない、素晴らしく前向きな、闘病日記です。作者のお人柄だと思いますが、ともすれば暗くなり、悲観し、ネガティブな思考になりがちな難病を発症したというのに、作品上は山積する問題をなんなくクリアしているように描いてあります。ご両親も優しくて本当にお姫様状態。笑 現実は大変な事が沢山あるかと思いますが、この作者さんなら明るく乗り切り、それもまた回復傾向の病状に、影響しているに違いないと思います。

作者はひどくなるまで放置してから病院に行きましたが、それ以前におかしいと思える体調の不調がある時点で診察を受けていればと思います　自分の体なのだから自分の体は自分で守らないと今後も安心は出来ません

作者さんのへき地メシを読んでたのに同じ人とは気づいてなくて驚きました。どうして旅行好きな人に限ってこういう難病になってしまうんでしょうね。