レビュー一覧

すっごく読みごたえがありました！サンプルで気になった方は損しないはず！！すっごい作者を発見したかんじです(OvO)今後もっともっと評価されそう！

始めは面白かったんですが、後半は短編集みたいな感じで、意味もよく分からないものとかあって非常にシュールな感じです。短編集ばかりなので、2巻は遠慮しときます。

自分の利害と国の利害が相反した時、自分の利害を完全に捨て去ることの出来る人なんていないと思います。”建前の言葉は個人を気持ちよくし、そのために誰かを必ず否定するものだ。本当に素晴らしい社会というのは懐の広い社会のことだ”というメッセージ性の強い内容を私は感じました。

ダーウィン事変がとても面白かったし、本作者の作品は中毒性があるため、殆ど読みました。しかしながら、本作と「一匹と九十九匹と」には、ひどくがっかりしました。鼻につく社会批判と、犯罪者の視点や人の中の狂気を通した問題提起、歪んだ中立性と説教臭さに辟易します。各作品における倫理観の欠如、特に女性に向けられる暴力は、嫌悪を通り越して悲しくなりました。幼児への性暴力を、あくまでも当事者だけの問題と言い張る正義にも、国や社会なんて知るかと断言して憚らない姿勢にも、ただひたすら失望しました。サブカルに憧れるインテリの自己満足のようで気持ち悪いです。ピンキーやダーウィン事変のように、潔く読者受けを狙った方が、むしろ作者の知性と毒がいきると思います。

現実を描いてるのに現実感がない。胸に何も残らない。不快。マンガ読みとしては最低点しかつけられない。

半世紀前の遺物の如き反日運動と、変質者や中二病達が騒ぎ回る姿を、これまた実に汚い絵で描き連ねるという実に凄まじい作品です。読むのに使った時間の分、人生を浪費した心境です。

「ピンキー」が面白かったので買ってみて大失敗。漫画でも「国の為になんか指一本も動かさない」と公言するモンに金払ってしまった不覚。不愉快。紙の本なら速攻捨てたと思う。

うーん… うっすら漂う新井英樹臭。まあ偶然ですかねわからんけど。この系統はいくつかあるけれど浅野いにおにはポップさはなく、新井英樹にはインパクトが薄く、押見修造には嫌悪感が届かず、松本大洋にはカリスマが足りない。そんな意識ではなく自分のカラーであるならば個性が(ウリが)不足していると思います。

突然奇をてらいすぎて冷める短編もあるけど、個性的で読み応えのある短編集です。この金額で読めるなら読み続けたい

かなり個性的な画風で、内容も強烈なので好みが分かれる作品だと思う。個人的には作者の自己満足のようで、あまり好きではなかった。