レビュー一覧

「辺境警備」「グラン・ローヴァ物語」、大好きだった。しかし最近、この作家を思い出して近作をいくつか購入して全巻読んでみたけれど、中でもこちらは残念極まりない…。登場人物が多くて浅く、特に主人公(たち)がペラペラに薄くて独白もスカスカ。誰にも魅力が感じられない。途中まではまだ何かあるかと期待したファンタジーならではの設定も、結局のところ奥行きがなくて没入できず、ラストに至っては…。自分が歳をとったから受け付けなくなったのかとも思ったが、先に挙げた2作は、やはり今読み返しても色褪せない素晴らしさがあった。そちらをぜひともオススメしたいので、Rentaに入ればいいのになぁ。

辺境警備の頃から好きな漫画家さんです。半魚人の王子（見た目は人）をめぐるファンタジーです。

作家買い。ファンタジーの名品の多い作家さんですが、今回は人魚皇子と、新興国家の武闘家姫の駆け落ち？に、傭兵がからんでの、ロードムービーです。既刊３巻ですが、今だ皇子は姫さまとの純愛を信じてまして、でも、お姫さまには他に思惑がありそうで、ってとこです。面白いので継続読みです。

紫堂恭子さんの世界観好き。天然な感じのキャラとか真面目に不真面目なキャラも好き。今回の主人公はマジメくんだわね。

作家買い。好きな人と嫌いな人が別れると思うので注意したほうがいい。個人的にはあまり読み取れなかったので何がなんだか分かりづらく、元ネタがあるっぽいのですがラストが不気味。王子がレイプされた上に死んで、最後に出てきた子供って王子とレイプ犯の子供なの？？アンハッピーエンドなのはたしか

面白いか面白くないかで言えば面白い、けど、この終わり方…！　オリジナルはどこへ、歴史っぽいファンタジーとしては面白いけど、仲間とか友情とかだったらこれからでしょ、です。

世界観ぎ面白かったです。さらっと読みました。

大好きな作家さんです。ただこの作品については、意外な展開で先が気になっていただけに、お話を掘り下げる前に終わっちゃった感が残念でした。すごく素敵なキャラが多かったのになあ。続編があれば多分読むと思いますが、幸せな話がいいなあ。

結末が気になって最後まで読みましたが、駆け落ちした王子と王女の結末が、少女漫画にしては後味が良くなかったです。ハッピーエンドが好きな私には向いていませんでした。

駆け落ちをした人魚の王子様を連れ戻す任務を請け負った傭兵団の冒険と活躍を描いたファンタジーです。絵がきれいで、架空の世界観も細部までしっかりと作られていましたが、ストーリー自体が退屈であまり面白くなかったです。