レビュー一覧

草間さんの一途で穏やかなワンコ攻めが、私の中のワンコの理想です。草間作品が本当に大好きで、大好きすぎて本作も紙で持ってますが、いつでも読めるように電子でも買っちゃいました。一冊全部表題カプで、孤独を抱えた二人が、お互いを得ることで真に満たされていくお話です。とってつけたような大きな波乱があるわけではなく、二人の関係性どこにも論理の飛躍がなく、毎日の生活を過ごす中で関係を築く点は真昼の恋にも似ているので、あれが好きな方はこちらも好きだと思いました。本作の攻めも、真昼の恋やイロメなどに登場する攻め同様、穏やかで優しくて受けのことが大好きな可愛らしい攻めです。実はこの本、地下鉄の犬には、逆から読んだ犬の地下鉄という薄い本があり、もう、萌え転がるしかありませんでした。そう、つまり二人が逆になるんですけど、その自然な流れに、草間先生天才かと思いました。最近は同人誌も電子化されることがあるので、あれもこちらで読めたら嬉しいです。

草間さかえさんにハズレ無し！ですね。随分前から紙媒体も持ってます。表紙がすっごく好き。穏やかで真面目で、でも奥さんとはうまくいかなかったノンケの受け(メガネ)と、年下わんこ攻め。まるっと一冊表題です。受けは元々ノンケなんだけど、落ち着いていて大人で、なんていうか潔い。こりゃ〜年上好きのワンコ君はやられちゃうよね。だってかっこいいもん！（笑）別れた元奥さんとの関係も好き。個人的にヘタレ年下攻めの、ベットの上では下剋上な感じが好きなんですが、まさにそれです。エッチシーンでヨダレでそうになっちゃった。小物の使い方やレトロな雰囲気もさすがでした。読み終えて、すっごく幸せな気分に浸れる一冊です。素敵な恋愛だなぁ。沢山の人にオススメします。

ストーリーは嫌いじゃないけど、少し物足りない印象が残った。

ものすごくオススメされて読んでみました。たしかにほのぼのでかわいらしいお二人。いわゆる「行間を読む」ことを楽しむ作品であることも２回読んで理解しました。１回目読んだときにはどうにも言葉足らずで、「別のところで説明がされている暗黙の了解があるのでは？」と気になってストーリーに没頭できませんでした。読む側の理解力の問題でしょうか。

草間さかえさん初めて読みました。「やぎさん郵便」など気になる作品が沢山あるのですが、あるサイトで、プロが選ぶ映画にしたいBLていうのがあって、こちらの作品が推薦されていて気になって気になって紙で購入してしまいました。お話しは離婚したばかりの中年のリーマン(受け)と骨董屋とタバコ店を営むゲイの青年(攻め)のお話しです。エロはほとんど無い？って書かれてる方沢山いましたが、私には充分エロかったです！（笑）

雰囲気があって行間を読むような感じもあって、わりと好きなタイプの作品です。萌えポイント少ないのでちょっと物足りなさはあります。篠田のお弁当のおかずの真ん中がいつもないっていう愛の形、穏やかでいいなぁと思います。

萌えてあたたかい気持ちになれて幸せな余韻に浸らせてくれる素敵な作品でした！！篠田が二人分作るお弁当、「真ん中がない」のエピソードに持ってかれました…。そうそう、愛情ってそういうことですよね。篠田の人柄を凝縮しているようで大好きなエピソードです

やっぱり最高…！草間さかえ作品は全部イイ！です！いろんな人間関係を失敗してきた主人公が、がんばって愛を手に入れるおはなし。これは良いカップルでした〜、登場人物がみんな素敵なんですよね(>_<)おすすめです！

さすが草間さん、どれを読んでも安心できますが、今作もまるっと1cpの作品なのでじっくり味わえるというか癒されます。エロはちょっとだけですけど、この方の描くキャラは骨格がエロいというか…説明しづらいんですが、雰囲気があって大満足。

作者さん買いです。バツイチ真面目サラリーマンとふんわり系古物屋店主が少しずつ心を通わせていくお話です。ふたりのやりとりがほのぼのするし、作者さんの絵柄が好きなので、よかったです。が、個人的に受けのオネエっぽい見た目がどうしても好きになれず、星３つです。