レビュー一覧

藤田先生買いです（笑）やはりハズレがありません。うまいなぁ～二人の関係や気持ちがとても丁寧に描かれています。ページ数がなくてこれで終わるかと思えば次に続くでした。早く読みたい！気になる！！スコットランドのタータンチェックやスカート？の衣装が素敵です。脇役も魅力的な人々でその人たちのスピンオフがあれば読みたいくらい。

1300年代のイギリス、スコットランド。ヒストリカルと一言に云っても18世紀や、19世紀とは違い野趣あふれる絵柄がなんだかワクワクします。床のい草も後の時代にはないし。そんななか、野趣溢れるヒーローを御していくお姫様…よいよ。

※②が出たのでレビュー書き直しました。 ①を読んで、次が待ちきれずに原作を読みました。藤田先生、さすがです！①は原作にほぼ忠実にお話は進みます。上手くまとめて、でも大事なところはしっかりと描いてあります。原作ではヒーローがなぜ先妻の死の真実を隠したのかわかりにくかったのですが、(なるほど、自殺では魂は天国にいけないというキリスト教的観念！)コミックではちゃんと描いてあってスッキリしました。西欧では当たり前でも日本人からしたら？ですよね！ヒロインがヒーローの妻選びの思惑に気付くのも原作よりしっかり描いてくれてストレス解消です。周囲のキャラも格好いい。②はいよいよ先妻の死の真実とヒロインに迫る魔の手…。サスペンスです！でも、お邪魔キャラが出てきたって、ヒーロー、眼中にない！ので安心です。多少原作と違っていて、原作の方が良かった所とコミックに方が良かった所と半々かな？先妻の死の真相は、コミックの方が良かった。救われます。でも倒れたヒーローがヒロインを託すところは省略されていて残念。最後の山場も、もう少しページ数が欲しかったのが正直なところ。でも面白い！欲を言えば、最終ページに子供に囲まれた幸せなシーンを入れて欲しかったなぁ。

綺麗な絵に惹かれてよんでみたら当たりでした。今の所1巻だけで完結していません。早く続きが読みたいです。

藤田先生買いですが、２巻を読んでから判断すべきなのかもしれないけれど、淡々としててつまらない。『道化師の～』が良作で期待しすぎたのかもしれませんが…。

14世紀のスコットランド、ガラスが珍しい時代のお話です。ヒーローがヒロインを迎えるのにお屋敷の花嫁の部屋にガラスを入れたエピソードがあります。HQヒストリカルの中でもかなりの時代ものですよね。それだけでもとても興味深く読ませていただきました。お屋敷も生活も誂えが質素で微笑ましいです。1巻は政略結婚の輿入れから夫婦としての絆が芽生えるロマンス仕立て。愛の営みが多いですが藤田先生なので上品仕立て。2巻は血も凍るサスペンス仕立て。ヒーロー&ヒロインともに魅力的なキャラクター、藤田先生の美しいイラストも相まって大好きな2人になりました。脇を彩るメンバーも個性的で魅力的。ローナは優しい微笑みの裏に狂気を秘めていて恐ろしかったですがお陰様でとても面白かったです。ヒーロー前妻を思うと悲しいですが…。この作品はどうやらダンカンとルーリクのスピンオフがあるようなので是非是非、藤田先生の手でお願いしたいです。

藤田先生買いです。やっぱりとても感動的なお話でした。藤田先生の画力が素晴らしいので、ヒロインは芯のしっかりした、前向きな女性だし、ヒーローも弱い人を守る心優しい男性です。ヒーローの最初の奥様は、残念なことになってしまいましたが、それをずっと悔いてたヒーローを良い方向に導いたのは、前向きな考えをするヒロイン。最後にヒロインさえも、自殺に追い込もうとした、いとこの女性はとても許されないし、部下の戦士に矢で首を刎ねられて亡くなったのでよかった。女の嫉妬は恐いです。

良かったです。HQて、時代物の方がイロイロ合うんじゃないだろうか？でも、悪役の彼女の素行がバレるところが、展開が早すぎてチョット残念。

藤田先生買いです。ほんとうに絵がきれい。目だけで感情がわかる作家さんはそうそういない。

何度も読み返したくなるお話です。花嫁の条件に美人でないことっというのがありましたが、ヒロインは充分美人です。顔を見たことのない、最悪の噂のある人に嫁ぐなんて、すごく勇気がいったと思います。ハッピーエンドになってよかったです。藤田先生の作品にハズレはありません。おススメです。