レビュー一覧

どうしてこんなに評価が高いのか理解できません・・・。ヒーローは女性の人権を全く無視しているし、自分の勘違いでヒロインを貶めたことを最後まで反省はおろか謝罪すらしませんでした。結局はヒロインが可哀想な育ちをしたヒーロー(しかもヒーローは丁度ぴったりのタイミングで発熱)に同情して結婚してあげたのですが、彼が自分の妹に妹をレイプした親友をあてがおうとしたことを反省・謝罪する描写もなかったので、私の中では最低最悪の男尊女卑クズ男のままです。その上ヒーローは事故に遭って意識のないヒロインを強制的に自分と結婚させてしまうし、目が覚めて記憶喪失になっていたヒロインを騙してどこぞの島に軟禁するし、どうしてヒロインがこの男を許してゴールインする気になったのか全く理解不能でした。きっとヒロインはストックホルム症候群だったのでしょう。この作品を読み終わってとても気分が悪くなってしまったので、今から他のまともな作品を探して口直ししなければなりません。この作品は、母性本能の強い方や男性の面倒を見るのが苦にならない方に向いています。

もっと読みたかったのに。という理由で☆減らしてみました。物語は静かに進み、中盤での記憶喪失とは！　と優しい流れなのに内容が激しく、とても引き込まれます。ヒーローの傲慢さが我慢ならず、反攻するヒロイン。そのヒロインを好きなのにそれだけが言えない情けないヒーロー・・・情けないヒーロー。大事なことなので二回言います。最後までヒロインの強さと愛情に救われたなーと。表紙の雨の感じが、物語の音を無音にさせている感じで好きです。その向こうで、激しくＢＧＭがある感じ。でも人に引き込まれて離れて聞こえる。なんか好きだなぁーと思える物語でした。

記憶喪失が物語の中盤にあるのが新鮮でした。少し古い作品のせいか、メロウな雰囲気が、ペニージョーダン的なヒーローの頑なさを和らげてみせてくれました。

あー、評価難しい。映画のようですね、語り口も描写も。エーゲ海の青い海、白壁の家々で愛し合う日々…カラー映像で見たいなあ、と思うぐらいきれい。でも、端的に言っちゃえば拉致監禁…えー、ヒロインの愛がなきゃもうアウト、真っ黒ドン引き。兄を許してあげてってヒーロー妹も兄のせいで大概酷い目にあってるのに、よく言えるなあ。でも、美しいストーリーです、本当に映画で見たいなあ。

絵は少し古いですが、綺麗です。ただ、ヒーローが…復讐とはいえ、自分の妹が踏みにじられて(誤解だけど)苦しんだのと同じことをしちゃうっていうのが…人間性を疑いました。そのあとの結婚のくだりも、罪滅ぼしというのはわかるけれど、「なぜ結婚？」というのがイマイチ理解できず。

ヒロインはこんな男とよりを戻さず、捨て去るべきです。自分の妹が酷い目に合わされたら、やった男に復讐するべきで、その男の妹をレイプするなんて人間として大事なものが欠けているとしか思えません。しかも、ヒロインがそう望んだみたいなことを言ってのけるとは。ヒロインが記憶喪失になったのをいいことに勝手に結婚し、自分の島に監禁し、しかも自分が誤解のもとでやってしまったことをあやまりもしない。こんな男はヒーローじゃないし、その男を赦してしまうヒロインにもあきれてしまいました。

初期の作品なんでしょうか？線が弱いとこもあって、それが逆に新鮮に感じます。このヒーローは一体何様なの？俺様ヒーロー様なんだろうけど、妹のレイプ事件は実は間違いでした。それでも今度はヒロインが逃げないように拉致監禁？ヒロインもどうしてそこで許す？逃げてくれー。死んだお父さんも草葉の陰で泣いてるぞーと読みながら何度も思いました。

え～～～～_:(´ཀ`」∠):_？！ヒロインはどうしてあんなにひどいことをされた上に勝手なことをされて許せるの…？愛しているから…？でも描写がセクシーすぎて、肉欲のおかげ？と思ってしまいました。最終的に謝ったんだか謝ってないんだかよく分からない謝罪だし、ヒロインばっか割を食ってる感じでストーリーは好きになれませんでした。チケットもったいない｡･:(ﾟ^o^ﾟ);･｡絵は、セクシーだし綺麗なので超！超！傲慢ヒーローが好きな方におすすめです。。

こわっ！ヒーローが病んでない？って思います。勘違いでヒロインをレイプ？して記憶喪失のヒロインと結婚って恐怖しか感じないよ。

愛さずにはいられない、でも憎い、という葛藤ものは大好物です。しかもお互い傷つけあって落ちるところまで落ちる…最高ですね。橋本先生のヒーローとヒロインは美男美女でセクシーなので余計にお互いを傷つけ合う場面に欲情が感じられます。