レビュー一覧

どのお姫様も素敵です。なかなかこの表現はあぶないかしら？というのもありますが、本当にどのお姫様も素敵です。私は鷹姫さまが一番好きです。

高橋葉介作品の特徴である魅力的な女性が姫と題する通り、多く出てきます。女性たちは時に愛情深く、妖艶。時に辛辣で残酷で空虚。ストーリーは、幻想的でおどろおどろしく、夢のような不可解さ、余韻があります。ベテラン作家さんの凄みを感じます。一味違うファンタジーを味わいたい方おすすめです。

闇姫様の話は悲しかったです…。他はまぁファンタジーだからありかなって感じですが。巻末にもののけ草子の書き下ろしが載ってます。もののけ草子自体が中途半端な終わり方だったので、書き下ろしでその後が見られて良かったです。

絵は可愛いけどグロかったりするので好き嫌いが分かれる作品だと思います。私は好きですが。始めの作品は台詞がないのですが、それはそれで面白かった。無期限にするほどではないかな。

独特の世界観が非常に好きでした。この作品は初めて読みます。良かったです。

なんとも言えない画力の魅力にはまってしまいます。そこから一気に世界に持っていかれる感じ。

大分読みにくいです…人を選ぶかと思います。

作家さんが昔好きで、懐かしくて読みましたが、借りてまで読まなくても良かったかな。イメージビデオみたいな感じ。この作家さんにはもっとこなれた作品がたくさんあるので、違う作品を読んでください。

ホラーと言うよりは人間の心にひそむ残虐性や愚かさなどを妖怪とかを通じてコミカルに,シニカルに描いた作品だと思う。人物を描く曲線が艶めかしくレトロさも加えて楽しめました｡

　エログロのエッセンスが振りかけられたファンタジーです。高橋葉介先生ワールドにようこそ。ただ、この作品は好みによります。姫様達の残酷さ、哀愁、美しさ、そして愛らしさはそれぞれ。その違いを愛しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。