レビュー一覧

佐伯先生の昔の作品をしばらく振りに読みました。こんな風に絵が変わって来ていたんですね。懐かしく読ませていただきました。

佐伯さんのこの作品やパラレルワールドを扱った物など初めて読んだ時とても新鮮で衝撃的でした。特にこの作品は5分後何が起きるんだろうとゾッとしました。

懐かしい話を３話読みました。最初の話、ヒロインの回りの人達の集団ヒステリーが怖い。現実にもありそうな歪んだ正義感。救いのない悲しい話でした。

昔、タイトル作と2番目の作品を読んだ事があるのですが、とても後味の悪い終わり方だなと言う印象がありました。

佐伯かよのさん初期の作品です。絵が好きで佐伯さんの作品を読んでいたのですが、やはりストーリーも面白い。短編なのにハラハラドキドキします。日常の中にSF風味の味付けがしてあり面白いです。

作者買いです。大昔の作品です。ミステリーも？って思う所もありますが、まあ楽しめます。

表題作のほか「割れたカップ」「黒い聖夜」が収録されています。表題作はまだ初期すぎて終わり方が唐突と言うか…。そしてその他の収録作品は他のコミックスにも入っていたりして、あまり満足感を感じられませんでした。残念。