レビュー一覧

大好きな作品です。なのでレビューを書きます。引きこもりニートが悶々として女子高生を殺し、罪に対する罰として痛々しく苦しい精神の葛藤を描いたお話。主人公弥勒の周囲の人物がどこかダメな人間ばかりで、五位検事のみが本当の「立派な大人」という事に気づき、最後は自首します。後半の五位検事との駆け引きがデスノート張りの頭脳心理戦でドキドキして目が離せなくなります。原作同様、最後はカタルシスを得ますが、原作より少し弱い気がします。

ここには光がある　闇が濃いからこそ光が眩しい。　罪と罰の原作は、今まであえて読む気になれませんでした。頭のおかしい精神病患者の自慰行為には付き合いたくないと思って。。　でもここには、もしそうだったとしても、それ以上の、人間の中にある神聖な物をみせてもらったような気がします。　それ以外の物もですが。世界を構成する普遍の真理に興味を持つ人も、持たない人もいて　それを見たいと思うけれど、きっと振り子が振り切れて、そしてその振り子が大きく振り切れる状況にならないと、それを見れないのかもしれません。それを見た幸せと、見なかった幸せの両方があると思います。　なんでも、正面からぶつかっていった若かった時代を思い出しました。大丈夫まだあのときの気持ちは忘れてない。。　重いテーマですが、次の日にちゃんと学校、会社に行けますよ＾＾　安心して読んでみてください。オススメです。

うわぁ~なにこれ。凄い面白い…直ぐに引き込まれてしまいましたよ(n'∀')ηﾟ*｡:*ﾄﾞﾌﾄｴﾌさん読むと何か読後凹むので、この読みやすさは好物です(笑)一巻無料ｷｬﾝﾍﾟｰﾝ終わった後で多分無期限で購入すると思います。未だ一巻目ですが、あっという間に読み終えたし、続きが気になる。。。この女子高生ﾘｰﾀﾞｰが主人公の思想より衝撃的だった。きっとこの後[絶対悪]を貫いたまま殺されるのだろうが、その生き様に興味が湧いてしまった。客観的にみると、その主人公の思考はなんとも自分勝手で狭い世界感と価値観であり、自立出来ない弱さは心と比例する。でも主観的にはｼﾝｸﾛ部分も多い。だから多面性多数決を無意識に行って生活しているであろう自分には面白いし、怖かった。でも未だ一巻目なんだよね(笑)その思想は共感出来るが賛同しかねる…続きが早く読みたいけれど、何故か腰が重い。。。だって未だ9巻もあるんでしょ。。。展開が恐いよ~(笑)ヾ(;ﾟ;Д;ﾟ;)ﾉ=з=з=з=з

ん〜。殺人がかっこいいと思ってる勘違いな主人公。最終的には考え直したみたいだけどそれも・・・な感じでした。

原作を知っています。原作を読む気が全くないようなタイプの人には、無いよりまだマシか？でも、原作はこんな怠惰な世界がバックグラウンドではないので、やはりどうやっても無理がある気がする。作家さんは努力されたのだと思いますが。

途中まで読んだけど、気分悪くて。　　勿論、売春を斡旋して、上前跳ねる奴は最低ですが、主人公が、なんで世の中に怒ってるのだかがさっぱりわからない。自分は何様のつもりなんだろう？　　勿論、原作は読んでいません。原作読んでいたら、イライラしている主人公が少しはわかるんだろうか？？

エンディングは主人公の破滅というか自首なのはもう先にわかっているだけに、読み進めるのが重苦しいし、ヒロインの設定の救われなさに更に読み進めるのがつらい要素が大きいですが、それでも最後まで古典名作を原典とした現代版としてきれいに描き切った作品でした。

一気に最終巻まで読み切っちゃいました！おもしろかったです！原作にも興味を持ちました。紹介文から重そうで読後気分が落ち込んだら嫌だなぁ、と思ったんですが、逆に陰惨すぎる設定には現実感がわかず、それほど凹みませんでした。

最後は普通の人になっちゃった主人公。長い中２病が開けたような感じ

1巻目では、かなりインパクトのある絵と内容でしたが、ストーリーが進むにつれ、動きのある絵がなくなり、言葉が多くなっていき、マンガとしての魅力がなくなった印象があります。気楽にマンガを楽しみたい人には不向きなマンガです。