レビュー一覧

百合というよりも、お伽話を現代に置き換えてほのぼのした日常に近い作品。あと２〜３歩踏み込んでようやく百合と呼べるもの。作品自体は面白かったですが、百合百合な展開を期待すると割高な気もします。

ほのぼのしていてよかったです。一話も短くて読みやすかったし、もしかしたらあるかもしれないなぁ、あってもいいかもと思いました。

友情百合、あるいは友情以上の感情が一方にあり、そこから主人公、ヒロイン2人の関係が動き始めるところで終わる話がほとんどです。そのため、恋愛要素が少なく、私的には胸キュン要素はほぼありませんでした。この内容で8チケットは無駄遣いしたと思いました。

作家さんをたどって読みました。表題作は個人的にとても好きです。他も「童話」をコンセプトにしているところは大好きです。レビューの評価が全体的に低いのは「百合モノ」問題みたいですが、自分は百合云々は考えもしなかったのであまり減点になりませんでした。そこを期待すると出費と感じるのかもしれません。高いのは確かです。

片方の靴が無くなった場合、どうにか家に帰ったら別の靴を履いたり新しいのを買ったりするのではないかとツッコみたくなりました。

５本の短編全て、ほんのり恋愛という感じで（憧れが勝っている気がしちゃう）百合なん?これ？という印象。８００pは高いかな〜。