レビュー一覧

ついに完結しました！獣人対人間、もっとバトルするのかな～と思っていたけど違う展開でした。光陽、巴ペア二人で行動する時があるんだけど二人とも天然なので可愛くてしかたなかったです。須王があいかわらず完璧でかっこよすぎるので梁井が霞んでしまう。でもこのシリーズ嫌いなキャラが一人もいないのでどこを読んでも楽しく読めました！もっともっと続いてほしいなぁと思う作品です。

前作までから間が空きまくって3回くらいはレンタさんにまだかと問い合わせした本作(笑)遂に完結！も、んあー？何かしょぼい。国家上げての勢力に獣人の生命危機って展開も主力の須王や梁井たちが無傷でサラっと解決ってのが夜光さんにしてはツメが甘いような。。もっとヒドい展開を期待した訳ではありませんが、痛い経験の中でのドロドロ愛(笑)につい引っ張られるのでこのおどろおどろしい設定もっと活かされると思ってましたよ。まあでもエロく平和に(？)収まって嬉しくはありますがね。

もはや愛とか恋とかそんな生易しいもんではないです。

作者買い。獣が醜く感じて中断しましたが、9年ぶりに続きを購入しました。光陽のキャラにモダモダしたため、読み進めるのに時間がかかってしまいましたが、最終巻は楽しめました。素敵なキャラがたくさん出てくるのは良いけど、主人公が複数いると、この作品の主人公が少し霞んでしまったのが残念。てもこれが今後の素敵な作品に繋がるから良いんですけどね。

もともと人間と獣人のいる世界で今更こんないざこざ?

長かったですー。それぞれの物語がリンクしながらここに落着くのか…と感慨深くとても満足のいく作品でした。

獣人の存在が人間にばれてどうなることかと思ったけれど、光陽のナイス天然ひらめき・行動力、奇跡の偶然、須王たちの活躍、強運などが合わさって丸くおさまりました。よかった。巴の、瞬時の判断力、思い切りの良さ、賢さには驚きでした。これも光陽と一緒にいて開花されたんでしょうね。恐るべし人たらしの光陽と気高き統率者須王が光ってました。梁井さん、須王が出てきてから存在感薄くて残念。須王が恰好良すぎるから仕方ないですね。面白かったです。

途中どうしても、とっちらかった印象があるのですが、その悔しさが後の薔薇シリーズに繋がるのかな～と勝手に想像してます。