レビュー一覧

4話ありますが、それぞれ考えてさせられたり、悲しかったり。最後には作者さんの家族のことも書かれています。やっぱり生きている人間が怖いなと思いました。

曽祢先生の話はやっぱり面白かった、楽しめました。

この作品は教訓のようで、自分の言動を気をつけようと思いました。

作者買いです。ホラーの多い作者なので、そっちかな？と思い購入しました。内容的には、グリム童話に近いような…こういう事してるとこうなるよ。みたいな。あとがきも面白かったです。

この3作品はぜひ先生のあとがきを読んでください。子どものいる自分にはドキッとする内容でした。先生の作品が好きで沢山読ませていただきましたが、今回、この作品のあとがきをよみ、切ない気持ちになりました。

曽根さんの小ネタ集。ソフトな絵柄と切り口でざっくり人の闇を突く。そして闇と共存するバランス力。やっぱりこの人面白い。昔からずっと読んでますがこの世界観、好き。

表題作のように、悪舌法があれば、人は悪口や陰口を言わなくなるのか、その回答のヒントがこの作品に隠れているように思います。自分を含めた人間の愚かしさを知った主人公のその後も続編として描いて欲しいです。

曽祢先生の作品は外れなしですね。この作品もダークでホラーでちょっと悲しくて、あっという間に読んでしまいました。

100年位前までは普通にあった刑法なんですよね。結構リアルで人の嫌なところを見させられる話だと思います。人は見かけによらない。

よくありそうな話であり、１話目で言えばですが、自分がひどい目にあっても、自分を反省しているところがよかったと思います。私もですが、つい周りが悪いだけでそのあと自分がどうすればよかったか自分の悪い面を見ずに終わってしまいます。だから反省しようと思いました。