レビュー一覧

紙書籍で購入。重傷を負ったリスが小さな神様となり、やがて大きくなって、医者の神様の本当のお内儀さんになる話。カワイチハルさんの、受けが可愛い攻めがかっこいい口絵・挿絵が、電子書籍にはないとのこと、残念ですね…。

リスの時も可愛いらしかったのでしょう！志摩ちゃん可愛すぎです！臆病で何もわからなくても、心優しい葛に教えてもらいながら一生懸命頑張ってる姿、健気です。そんな志摩ちゃんが初めて恋をして、嬉しさも切なさも心の痛みも知り、成長する様子と、取り巻く人？(神様ですよね〜みんな笑)素敵で優しいです！

イライラしすぎて途中からサラッと流し読みしてしまった。以前読んだ「小さな神様〜」の千世にそれほど思い入れがなかったのにもかかわらず、攻めを密かに慕い続けてる脇役の千世が主人公、主役２人が嫌〜な脇役の設定でしか頭に入ってこなくて…おまえ（主人公の受け）が千世を語るな！と始終むかつきながら読み切りました。この著者の他の作品はとても好きです。

小さな神様シリーズ第2弾、小さく無力なために今回のなりたて神様も危険に見舞われます。日本古来のやおよろずの神様なので、すごい神様もいればまだまだ力のない消えてしまいそうな神様もいて、超能力バーン！てのじゃないところが味わいがあります。主人公の小さな神様は思いが報われてお約束…な感じですが、また今回も幸せから遠く報われない千世様のその後が気になります！次回こそは千世様にも春が来て欲しいです。