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萩尾先生の作品はどれも漫画とは思えないほどの臨場感が魅力ですこの作品はそれに加えて不思議な気持ちになりました
連作短編集。好みは別れるだろうが、私は何といっても「くろいひつじ」である。もう、めっちゃ怖い。普通の私たちは、普通の心の中で、あまりに普通に狂気を抱えながら生きている。それが破裂しないのは、ちょっとしたバランスと、運と、タイミングの問題に過ぎないのかもしれない。
この作品好きです。萩尾望都作品は読後感が怖いものが多いけど、これはそんなに怖くなくてふんわり感がある。ただし、単話で読むならそれはそれで楽しめるけど、1冊の本として読むと複雑さが絡むので、何度も読み返す必要がありそう。
ごく普通の日常の中に、ふと紛れ込む奇妙な物語の萩尾望都版といった印象の短編集です。特に衝撃的だったのは「黒いひつじ」。私は音楽が好きなので「なんでピアノ、捨てちゃったの?」という方だと思うのですが、実際にあり得る話だと思います。家族というコミュニティの中で、自分だけがみんながよいというものを理解できず、みんなのやることについていけない苦悩。これってできる人には分からないんですよね。私も以前、転勤先の職場で周りが皆スポーツ好きで、私は運動音痴だったから、飲み会とかの度に話題についていけずさみしい思いをした記憶などが蘇ります。野球観戦とかにも全然興味ないしなぁ。そんな…奇妙だけど、共感もしながら読める物語です。
作者買いです。短篇集です。それぞれの作品の主人公は違いますが、どこかで繋がってて、所謂オムニバス形式というヤツです。最後の話、主人公の父親がムカつくなあ…!相手の女もムカつく。
私ごときが、言うことではないのですが、絵が本当に素敵です。(皆さんわかりきっているとは思いますが‥‥)ハッとする構図とか、コントラストとか、絶妙です。内容も、いいです。人を描くのが本当に素晴らしくうまいです。色んな所でのつながり、等々、ははあー。ってなりました。何回も読み返しています。
「くろいひつじ」を読みたくてレンタルしました。一人の中年男性を主人公にした連作(一部例外あり)といっていいかな? 短編が12篇も入っているお得な本です。卵色の着物、画家が遺した大作の海や桜の絵、柳、絵画的なイメージがありありと伝わってきます。
萩尾望都先生の作品はどれも素晴らしいのですが、今回の作品集は春の小川がとても泣けました。死をこんな風に描けるなんて素敵です。私は自分の子にこんな風に思われているのか考えさせられるものがありました。
さすが、でした。登場人物が多いので、人間関係を把握するのにやや時間がかかりますが、ごくありふれた日本のある一家(…というか一族?)の人生が、それぞれの視点から見れば、これほどドラマチックなのだと、深く感じるものがあります。構成が複雑ですが、それを楽しめる方にはたまらない濃い内容の1冊です。
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萩尾先生の作品はどれも漫画とは思えないほどの臨場感が魅力ですこの作品はそれに加えて不思議な気持ちになりました