レビュー一覧

まるまる一冊表題作です。ストーリーに大きな波はありませんが、人物の心理描写が丁寧なので読み応えがあります。舞台もストーリーにマッチしていて雰囲気が出ていて良かったです。絵は綺麗ですがたまにデッサンが狂っていたり人物の体型が曖昧だったりします。気になるほどではありませんが。それからエロはありませんのでご注意を。ストーリー重視の方向けです。若干綺麗にまとまりすぎた感があるので個人的に読み返すことはなさそうです~_~;

なんだか評価が低すぎる気がするので思わずレビューしちゃいました。2人が自然とお互いを好きになる過程が丁寧に描かれていて良かったと思います。鎌倉あたりの雰囲気が好きなのでそれも良かった。

ちょっと残念な作品。影ある先輩と亡くなった恋人の面影がある後輩。二人の関係性はいいと思うんですよ。っていうかこの素地があってなぜ泣けない…。モノローグですね、特に。絵やコマ間で表現してほしいところが全部文字になってて。描き様によってはいい話にもなりそうなので、ホント残念。

う、薄...！鎌倉、学園モノ、BLと三拍子揃っているのにこの残念さは酷いです。エロも無いし切なさも無い。久々にチケット損しました。

このお話はＢＬというジャンルに入るだろうと思いますが、緩やかな川の流れのような風のような読後感でした。また、古都、鎌倉の街並みがこのお話に相乗効果をもたらしていると思います。好きな作家さんです。

絵も綺麗で話しも気持ちの変化を追っていてすごく良かったです。ストーリー重視の人にはむくと思います。私はお気に入りのひとつになりました。

ストーリー重視の話しです。話の展開もゆっくりなので、エロのが好きな方や話の展開が早いのが好きな人は違う作品を読んだ方がいいとおもいます

以前、紙書籍で読んでいたのですが、もう一度読みたくて電子書籍で購入しました。二人の優しい雰囲気が、びっけ先生の絵にぴったりだと思いました。読んでいてもどかしいところもありますが、先輩のことが気になり出す後輩くんが先輩の元彼の影に嫉妬するシーンなどが良かったです。

たぶん少し前のセール買い。少女マンガ枠で描いていらっしゃる作家さんで、BL枠では初めて読みます。この作品、私には、どストライク。。。描き方がリリカルで少女マンガっぽいせいかもしれない。こんなに良い作品なのに、なんでレビュー数少ないんだろう。10年くらい前の作品だからかな。 ふたりの先輩と呼ばれるひとが出てくるお話。冒頭から既にひとりの先輩は事故で亡くなっています。その三角(みすみ)先輩を忘れられない煌(こう)が、先輩の命日に鶴岡八幡宮(たぶん)のあの階段で座り込んでいたところ、登校途中の1年生の閃(さき)と出会う。閃は亡くなった三角先輩によく似ていた。煌先輩となにかと一緒にいるようになった閃は、先輩がずっと傷ついていることが気になる。亡くなる前、三角先輩は、煌先輩と別の女子高校生とフタマタかけていたらしいから。鎌倉、江ノ島を舞台に、ふたりの想いと、ここにはもういない三角先輩との思い出が交錯しながら、高校生の日々が叙情的に描かれます。エロエチ描写は全くなく、キスのみですが、震える手で抱き寄せたキスだけでもう充分お釣りがきます。青春の閃光と煌めきと痛みと、喪ってしまったものへの追憶と。そういうものが好物な方に、ぜひオススメします！

こんなに爽やかなBLは初めて見た。というのが、感想です。鎌倉が舞台なので、海の風が吹くような爽やかさがとてもよかったです。続きもあったら読んで見たいです。