レビュー一覧

これはほんとに号泣でした。彼は記憶喪失で彼以外の家族に反対され名乗ることもできずに彼と対峙しなければならなかった主人公が最初はかわいそうでしたが。とてもヒロインが強いなぁと感じました。大好きな作品です。

テンポが良くて読みやすく、健気で可愛いヒロインにも好感が持てました。娘のキンバリーもとてもいい子ですが、周りの大人たちにとても迷惑をかけられているのに、文句もなく立ち回ってくれるのが、都合が良すぎて違和感を覚えました。何より、ヒロインの秘密を知った時のヒーローが、ひたすらヒロインを責めたことにとても気分が悪くなりました。ヒロインの苦労や悲しみ、娘の不幸を考えたら謝っても謝り足りない立場なのに…。素敵なハッピーエンドではありましたが、この2点が気になって読後感はあまり良くありませんでした。当たりかハズレかといったら、私はハズレです。

ハーレクインの中で一番好きな作品です。切なくて泣き、ハッピーエンドに泣き。無期限にして何度も読んでいます。橋本多佳子さんの絵が清楚な感じなので、より主人公の感情に入り込める作品でした☆

ちょっとこのお話はあんまりにもヒロインが可愛そうになりました。いくら弟が事故で記憶喪失になっていても、弟の彼女と弟の子供を取り上げることはないでしょ！認知はできないから、子供をくれなんて。ヒロインにカウンターパンチを浴びせすぎです。2人の娘は自分が養女だと知ってるけど、誰が自分の実母なのかを12年間知らなかったって言うのもある意味重い。

いかにもハーレクインらしいストーリーでしたが、そこに女の子の生き生きした表情が加わって、元気をもらえる作品だと思います。

ヒロインから娘を無理やり引き取ったヒーロー姉夫婦はひどいと思うけれど、娘を愛情いっぱいに育てて年に一度はヒロインに成長の様子を知らせている（居場所は教えませんが）。ヒロインのライバルかと思った女性が本命の彼に振り向いてもらうために一生懸命で、ヒーローの本当にただの友人だった…など、悪役がいません。真実を知ったときのヒーローの言い草は自分勝手でしたが、人間らしくてそれもありかな～と思いました。愛情いっぱいのお話でしたがロマンスは少な目かな。でもステキなお話でした。

子供のことを考えるなら、ヒーロー姉夫婦は酷いことをしたなと思います。良く考えれば弟へも！ヒロインが１番の被害者だなぁ。家族が元通りの形に戻って良かったです。

メリークリスマス！意地悪する女性かと思ってた人がとてもいい人でにんまり☆ヒロインとヒーロー？そのほかの方のレビューにあるように、良い人たちです。

ヒーローが事故で記憶を無くしたからって…　ヒーロー姉が子供を養女にするのはヒロインがどんなに辛かったかと思うと泣けてきます…　娘が本当に良い娘だったので良かったです。　姉夫婦が生きていたらヒーローはずっとヒロインを思い出さなかったのかな?

橋本先生の絵は適当に力の抜けたところがいい感じなので好きです。お話しは､ヒーローが卒業旅行中に愛した､美しい女性(ヒロイン)のことを事故で忘れてしまったことが原因ですが､うまいことそこだけ!忘れてしまうのがHQなんですよ～。それまで姪として接してきた女の子が結果的にはキューピッド役ですが、素敵なヒロインに強くひかれる(当たり前～!)のを、"いやいや待て待て！"って悶々するところがHQヒーローの"可愛い(^_-)♪"お約束なんですよね～。最後もまとまっていて読後感の良いお話だと思いますよ。