レビュー一覧

まだ１話ですが、戦争と不思議な力？の話のようです。治癒力をもつ師匠と弟子？まだＢLの要素はないですが、話はこってておもしろそう。１話だけで既に話が区切られて終わっています。続きが見たいです。

作者さまの他の作品を見てこちらを購入。繊細さとどこか優しい力強さのこもるタッチで描かれる作画は見ていて心地よく、つぎのページを次は？と、めくりたくなります。表紙のカラーイラストも美しく目を惹きます。BLとしてはほんのり、という程度でしょうか。世界観としては昔の日本と香港か中国のようでかつ、方術というファンタジーな要素。この作者さまの描く世界はどこか古風というか、なつかしさと新しさが混在していてとても心惹かれるものがあります。ストーリーとしては短編の限られたページもあり、非常に短く、もしあるなら続編がとても気になるところです。どちらかというと淡々と進む感じなので短編であろうととにかくドラマチックで奇想天外でがっつりBLを読みたい方向きではないと思います。続編を希望します。

これは2年ほど前に読んだのかな。今は大好きな作家さんで、味わい深さを感じながら何度か読み返していますが、未だに続編やコミックスへの収録はないんじゃないかと思います。残念ながら。特殊な力の一面を医術として患者に施している医師とその弟子のお話ですが、特殊能力というのは得てして権力闘争に利用されてしまうもの。これを法を犯しても護り伝えようとする二人に本作最大の萌えが。(がっつりBLではないけど。)素敵なファンタジーを描かれる作家さんなので一本の映画にでもできるような内容ですが、何せ短編なので…(泣)。とは言えキレイにまとまってはいます。

ほんと　いつもきれいで背景までびっしり書上げた画風にうっとりします　ｂｌ色はうっすらだけど素敵な話でした

普通の幸せや生活を壊す、やっぱり戦争って本当に残酷です。

6年程前「すずろ古書譚」で作家さんを知りましたが、これは読んで無かった。今この時も新たなウイルス、戦争、核ミサイル問題等、世界情勢が不穏で作品の世界観に少しは似ているのかな。だからこそ続きが読みたいと思ってしまう。作家さん的には完結しているのかしら。ちょっと勿体ないと思う。

ちょうど短編一本分くらい。いつもながらなぜこんなに短い中に凝縮した世界を描けるのか。ふんわりと戦争時代の日本を感じさせる異国のファンタジー。

中華風のファンタジー。辺境で診療所を開いている医師とその弟子の物語。この世界では、方術という超能力っぽいものがあって、これが治療にも使えるが、戦争にも使える。どうやら戦争中らしく、優秀な方術士である先生も政府の役人っぽい人から協力を強制されたりしている。歴史の荒波に翻弄される人々の話で、世界観もキャラクターもきちんと描かれていて、魅力的ではある。だが、残念なことに淡々としていて短い。なんとなくスピンオフか二次創作を読んだような読後感。「スターウォーズ」のジェダイの騎士とか「鋼の錬金術師」ロイ、マスタング好きな人にはおすすめ。

大好きな作者さんのお一人。不思議な感じのお話が、絵柄の雰囲気とマッチしていて、楽しめました。

キャラのビジュアルはあんまり好みじゃないですが、お話はいいです。