レビュー一覧

一穂ミチさん・竹美家ららさんコンビだと既にもう素通り出来ないです。ましてや「雪よ…」のスピンオフとなればなおのこと。相変わらず素晴らしい世界観なのですが、「雪よ…」の後に続けて読んだため星4つです。雪よカップルが私のどストライク過ぎて栫くんたちに中々感情移入が難しかった。「雪よ…」を読まれた方はインターバルを置くことをお勧めします。

作者さん買いです。読んでいて辛かったりやるせない気持ちになることもあったけれど、私は読んでよかったです。しっかりしたストーリーがあるので、ＢＬと思わなくてもがっつり読ませてくれます！

うーん。栫の過去の辛さはわかるんですけど、本編でしおちゃんにした事や、今回の嵐くんにする事もすごく嫌で、あたし的に栫が受け入れられず、話にのめりこむことができませんでした。なので、すみませんが低評価です。

たびたび一穂ミチ先生フィーバー期間がやってくるんですが、いっつも読み直してます。好きです〜〜！！私、雪よ〜のシリーズ読んでいないので、さっき（あれ？まってこれシリーズものになってる…えっ）と気が付きました次第です…でも、読んでなくても楽しめたけど読んだほうが楽しさ倍増なのかな…わからない…でも雪よ〜シリーズの栫と嵐がどんな感じかわからないですが、鉄壁の無関心美形VS芯のあるちょっと不幸気味な人気者は最高だと思います。VSです。知らないうちに感情が全く見えないお人形さんみたいな攻めさまと動かせないのが悔しいけど芯がぶれないかっこいい受けがばちばちと戦い始めます。その間、あっあ〜〜〜一穂先生ありがとうございます好きです〜！！って思って読みます。一穂先生の例えってすごくいいですよね〜〜！話としてはサスペンスミステリーです。

もちろんラストまで読んでとても満足できるのですが、それでも続きがさらに気になってしまうお話です。栫の愛情表現はひどくわかりにくいですが、それでも他人とは違う表現で確実にあるんだとは思いました。

すごい。「雪よ…」から派生したとは思えない、「雪よ…」とは全く異なったお話でした。でも繋がってるんですよねー。すごいなぁ。志緒ちゃんの登場にホッとさせられました。それくらい、栫と嵐の二人には緊張がありました(T_T)

「雪よ林檎の香のごとく」から栫のスピンオフ。相変わらず深く、引き込まれるストーリーでした。

この作者さんにとって、おそらく栫くんという存在は相当リアルとファンタジーを混ぜた人物なんだろうなと思っています。最後の最後まで嵐くんに絆されることも決定的に惹かれることもなく終わって、なんともいえない読後感。敢えて言えば信じ始めたレベル。彼が強烈なまでの闇の深さと寂しさを持っていることは理解できました。本編の桂せんせとしーちゃんカプが割とほのぼの甘めなのでコントラストがはっきり出ているスピンオフです。

BLというジャンルを超えて、普通の小説の様で、面白かったです。前作を読んでいないので、読んでみたくなりました。

レビュアーさんのアドバイス通り、本編・『赤』『青』読了後かなりインターバルをおいて読みました。栫は本編でもなにがしたいんだか難解な人物でしたが、こちらでも謎は深まるばかり。。瞳子ちゃんが登場してからの、栫少年期のエピが個人的に地雷だったのであ〜ららら。。そんななかで結城兄妹がちょこちょこ出てくるのが癒し。栫は番外編とか、短編でちょこっと読むのがちょうどいいかな。。