レビュー一覧

懐かしい！！！作者さん御本人があとがきで書かれている通り、二十世紀の作品です。当時あった、松田聖子の歌に例えた箇所がなくなっていたり、逆にSNSやらLINEやら現代らしい言葉が散りばめられていたりします。女の子が主人公の短編が含まれますのでご注意を。当時なんとも言えない余韻で終わったその短編が、まさかのハッピーエンドになる日が来るとは...！！！私の懐かしかった話ばかりしていないで、肝心のレビューですが、本編と短編2本収録で、そのうち最後の短編はごく最近書かれたもののようで、すっかり毒気の抜かれたハッピーエンドです（悪いとは言っていませんよ）昔の月村さんの作品はなんとも言えない切羽詰まった心の傷や悲しみ、寂しさと、そこからの救済が持ち味で、今作品はまさにその時代の作品です。元のお話よりだいぶマイルドになってしまってはいますが、最近の月村作品より大分切なめだと思います。最後の短編は激甘ハッピーエンドで締めてくれています。

主な登場人物4名（男女比3:1）が、過去に苦しみ悩みながら恋愛していきます。そのため、NLが自然と入ってきます。『地球最後の日』は、メインカップル（BL）があまり出てこないサイドストーリー（NL）です。女性との絡みが苦手な方はダメだと思います。お話は心にしみる内容だったのですが…。

NLが読みたければそっちを買うのでちゃんとBLを書いて欲しかった。主役よりも脇役の男女が出しゃばりすぎてるし、BL小説なのにNLの性描写されて興ざめするだけでした。

著者の別作品から読んだので、原点はここなのかーという感じです。女の子は気になりませんが、甘々が少なかったのが残念です。

縛られてきてた過去から解放される物語。ですが、やっぱり喜多村(女性)の話はいらなかったなー。彼女の話を書くなら本編をもう少し掘り下げてほしかった。

微妙です。女性は気になりません。むしろその方が一般的なのででも盛り上がりに欠ける気がする。

ゲイだらけのお話よりもリアリティありますが、どうしても女性とのからみがありますので、地雷の方はご注意を。