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魔王の階(きざはし)。一見すると典型的な英雄成長譚のようなストーリー展開だが、その実本作は異色のダークファンタジーである。国王である実父とその妃たる母を殺された若き王子ステファンは、伯父とその臣下に何不自由なく育てられ、聡明な15歳の少年に成長した。だが、彼には重大な秘密があった。ーー血に対する飢え、である。 なぜごく普通の王子たる彼が血への渇きを覚えるようになってしまったのか。それは国中がルーシー族による虐殺の憂き目に遭う中で、たった1人、赤子であった彼が生還できたことと無関係ではあるまい。所々に垣間見える伏線としての違和感、当時勢力を弱めつつあったキリスト教との対立と主人公の神への無垢なる祈り、それらが一体なにを暗示するのか。それは本巻の結末からはまだ全く想像がつかない。全てはそう、いずれ他の誰でもないステファン自身が解き明かしてくれるだろう。このサスペンス的な要素も本作の魅力の1つである。 タイトルに冠された「魔王の階」。これは少しずつダークサイドーー人間であることを捨て、怪物としての自我を手に入れたステファンーーへと転落しようとする、いや自分の足で階下へと降りていく主人公の将来を象徴しているのだろうか。さすれば、彼は最後には、名君とモンスターの両面を併せ持つ「王」になろうというのか。そんな彼を人間に繋ぎ止めるのは果たして信仰か、それとも愛か。ページをめくっていると、その行く末を刮目して見守る自分の存在に気づかされた。 中世ヨーロッパを舞台とするゲルマン民族の混乱を史実的な背景としながら、文字通りの闇を抱えた主人公が自らの秘密に向き合っていく過程を、幼い頃からの自称「ヴァンパイア・ファン」が描くダーク・ファンタジー、魔王の階。ぜひ多くの皆さんとともにその結末を見届けたい。
大変に面白くて続きを楽しみにしているのに、なかなか3巻が出ないなー?と思い、久しぶりに確認したら、いつの間にか「完結」マークが追加されている!!! …う、打ち切りエンドですか…悲しい…。
ストーリー展開は面白いのですが、2巻で完結となっていますが中途半端でおわっています。面白くなってきただけに残念。
完結で読んだので、え?これで終わり?打ち切りにでもなった?感がありました。1巻続きどうなる?と楽しんで読んでただけに残念。これでこのポイントはハズレだったかな。もっと続けてもよかったと思う
読みやすくなんか引き込まれます。ただこの先どう展開するにしても、主人公にもう少し楽しい思い出をあげて下さいw
面白い!まだ連載中なんで続きが楽しみですがどう考えても結ばれない宿命の二人だろうが結ばれて欲しいなぁと思う。
時代背景と設定が好きでしたが、続編待ってもでません系かつ、打ち切りかなーお願いだから完結してないのに 完マークやめて欲しい。
まだ2巻までしか読んでいませんが、これからどうなるのか楽しみです。吸血鬼だとバレないようにしていても、結婚したらどうなってしまうのだろうとか、馬はどうなっているのだろうとか、続きが気になります。
少し話の流れがゆっくりかと。まだ始まりなので、これからに期待したいです。
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魔王の階(きざはし)。一見すると典型的な英雄成長譚のようなストーリー展開だが、その実本作は異色のダークファンタジーである。国王である実父とその妃たる母を殺された若き王子ステファンは、伯父とその臣下に何不自由なく育てられ、聡明な15歳の少年に成長した。だが、彼には重大な秘密があった。ーー血に対する飢え、である。 なぜごく普通の王子たる彼が血への渇きを覚えるようになってしまったのか。それは国中がルーシー族による虐殺の憂き目に遭う中で、たった1人、赤子であった彼が生還できたことと無関係ではあるまい。所々に垣間見える伏線としての違和感、当時勢力を弱めつつあったキリスト教との対立と主人公の神への無垢なる祈り、それらが一体なにを暗示するのか。それは本巻の結末からはまだ全く想像がつかない。全てはそう、いずれ他の誰でもないステファン自身が解き明かしてくれるだろう。このサスペンス的な要素も本作の魅力の1つである。 タイトルに冠された「魔王の階」。これは少しずつダークサイドーー人間であることを捨て、怪物としての自我を手に入れたステファンーーへと転落しようとする、いや自分の足で階下へと降りていく主人公の将来を象徴しているのだろうか。さすれば、彼は最後には、名君とモンスターの両面を併せ持つ「王」になろうというのか。そんな彼を人間に繋ぎ止めるのは果たして信仰か、それとも愛か。ページをめくっていると、その行く末を刮目して見守る自分の存在に気づかされた。 中世ヨーロッパを舞台とするゲルマン民族の混乱を史実的な背景としながら、文字通りの闇を抱えた主人公が自らの秘密に向き合っていく過程を、幼い頃からの自称「ヴァンパイア・ファン」が描くダーク・ファンタジー、魔王の階。ぜひ多くの皆さんとともにその結末を見届けたい。