レビュー一覧

このシリーズ、本当に読みごたえあります。大好きです。

同作者の漫画家シリーズの4作目の小説です。キャラクター違いなので、前作を読んでいなくても分かると思います。同シリーズの中では毛色が変わっている...というか、ファンタジー設定です。超オタクの編集者(受け)と人気漫画家の吸血鬼(攻め)の組み合わせです。使い魔の黒猫(人間に変化する)も出てきます!個人的には、いきなりのファンタジー設定に若干混乱してしまい、正直他作品の方が好きだったかも...。でも基本的には好きなので☆3で!

面白かったです。できればつづきが読みたいです！今までに無い設定も興味深かったですし、榎田さんの小説は読みやすい。思わず一気に読んでしまいました。ファンタシーなのですが、受けが攻めの吸血鬼を受け入れる背景や理由も納得させられました。読んでる途中で何度か笑いだしてしまったのですが、そんなシリアス過ぎずにコミカルなところが楽しくて良かったです。

吸血鬼が小説家、という設定はよくあるのですが、漫画家という設定に惹かれて読みました。「生きる」という重いテーマを、永遠の命を持つ者とそうでない者の組み合わせで、コミカルな作品に表現されていて、良い作品だと思いました。先に逝った大切な人への、生けるものの使命は、そのまま、人生の中で起きた出来事への責任の取り方に通じるところがあるかも、と思いました。

本当にこの作家さんは文章力があるので、引き込まれるように読んでしまいます。設定が凄く面白かった。

「君がいなけりゃ〜」を久々に読んで、「君がいるなら〜」を読んだら他のマンガ家シリーズも気になって、まずこの本に手をつけました。いやもう、榎田先生のギャグなら外さないだろうという予測でしたが、やっぱり外さなかった！でもこの榎田先生のギャグノリはあまりに面白すぎて萌え要素が薄まるので、その辺は好みが分かれるかもしれません。しかも軽くファンタジー。そして榎田節全開(笑)榎田先生のギャグが好きなら絶対オススメ。

漫画家シリーズの中では、最初のきみがいなけりゃ~と本作がとても好きです。ファンタジー要素イイですね~◎吸血鬼というとちょっとホラーちっくで怖いんですが、なんだかだんだん可愛く思えてきて、楽しく読めました。

正直、あまり面白くなかったです。きみがいなけりゃ、のコミックからはまり漫画家シリーズを全部読みましたが一番つまらなかった。仕事人間のオタクというキャラはたっていますが受を好きになれなかったな。 コメディタッチなのでエロも弱いし萌えも感じず少々中途半端でした。

最初はちょっと面白いかもと思ったけど、途中から飽きてきてしまった。

木原先生の吸血鬼ものを思い出しました。吸血鬼って恐いというイメージより可愛そうです。永遠を生きるさみしさがつたわってきました。オタク新人執念編集のキャラ好きです。ケイトもいい味出してます。