レビュー一覧

ケンカップルは好きですが、二股かける受けの元カノと寝とって孕ませておいて結婚式の近くまでいい出せなかったと言いつつ式にしれっと受けを招待する無神経な受けの元担当編集者兼親友がサイテーすぎて星マイナス1。親友がいくらいい奴だったと繰り返されても人としていい奴に思えない。せめて避妊ぐらいしっかりしろよとか、あらぬ方向に怒りが。受けが実は親友を好きだったと後から自覚する設定がなければまだ良かったのにとモヤモヤ。

傲岸不遜、意地っぱりな似た者同士の二人の口喧嘩？もハラハラというよりはほぼ律の方がやられてた感じでどうにも憎めない。律も、態度はでかくても自分を裏切った人達に対しての自制心はすごかったというか、痛々しいです。元親友、とてもいい人なんだとは思うけれど、招待状のシーンではあんまりにも無神経すぎないかとイライラしました。がんばり屋な律と最後でやっと年の差を感じられるラストにじんわりきました。

ケンカしながらも、仕事を通じて惹かれ合う感じが良かったです。

作者の大ファンで、新刊が出ると即買いしています。本作は漫画家シリーズの2作目ですが、キャラクターが1作ずつ変わる読み切り形式のシリーズなので、この作品単体でも楽しめるようになっています。気になるキャラクターやあらすじの作品から読み初めて、シリーズの他作品に手を伸ばしてもいいかも。本作は意地っ張りでツンデレな印象の漫画家(受け)と、S気のある男前な小説家(攻め)という組み合わせで、ふたりが同じ作品の原作担当と作画担当になるところからスタートします。意地っ張り同士が、どんな風に惹かれあい、どんな風に爪を丸めて近づくかが見所です。

作者さん買いです。とにかくリツ先生がツボなので星５つ満点つけさせてもらいました。幸せになって欲しいと思いながら読んでたのでSSのラストは、ものすごく沁みました。

このシリーズ読みごたえあります。どのカプも味があってよいです

9チケ分しっかり楽しませてくれる作品でした。榎田さんの描かれるキャラって主役の2人は言わずもがな脇役までみんな素敵ですよね。毎回思いますが今回もニヤニヤしながら読ませていただきました。攻めの男らしさと美人受けの釣れないながらに可愛い一面も持ち合わせている、悶えるには最高の設定です！ナヨっとしてない強気キャラがすごいよかったなぁ。榎田さんのシリアス系も好きですがアッサリ読めるこの作品は身構えることなく楽しむことがでしました！

おもしろかった。ほんとに榎田尤利さんの作品って、どれを読んでもおもしろくて脱帽。元カノと結婚することになった親友兼担当者に、リツの痛みを分からせてやりたかった。それを言わないとこがリツの良いとこでもあるんだけど。久々野が全部わかってくれてるようで救われます。

2人とも始めて同士だったのね。でもいい男ははじめてでも慣れてるね。ハードボイルド小説作家と、少女マンガ家のCP。会うとお互いケンカごしでちょっと読むの疲れる所もありましたが、面白かったです。

攻めが受けを好きになる理由があまり伝わらなかったかも。素直じゃない受けにスパダリ攻め設定、好きなんだけどね。