レビュー一覧

エロくてエッチを求めるならこの方の作品は、標準装備。ストーリーとエッチがバランスよく楽しめる数少ない作家さんなので、ハズレがほぼ無いです。ガツンとくるエッチの描写はキます。3Pものですが、3人のポジションは決まっているので、あっさりしていて安心して読めます。最後に二輪挿しがありますが無理はありません。ストーリーは強力な番犬との愛欲+ビッチちゃんの成り上がり途中ものといったところでしょうか。

８割方エロじゃないかと思うほどエロス豊富で、話自体も面白かったです。

千紘編はコミックで読みましたが結月編は小説にしました。これが良かった。コミックだとアッサリしてしまうとこもじっくり堪能出来ました。想像力が働いて楽しめました。

貧困かつネグレクト、時には理不尽な暴力すら振るわれるような家庭で育った結月は、親に売られ中学に上がった頃にAVに出演させられるのですが、そんな彼の人生を変えたのがかつて母親が愛人であったヤクザ組織の総代　五代陣介。底辺だったそれまでの自分の人生に打ち勝とうと、彼を頼り愛人のような生活を続けそのうち養子となるのですが、そこで結月の忠実な犬となるのが陣介の腹心の部下である佐門。表紙からわかるように陣介・佐門の2人との3Pありきなのですが、結月と想いあっている佐門はともかく陣介も義父として強く結月を愛しているのがわかるので、一棒一○主義の方でもそれほど嫌悪感はないのでは？と思います。（モブとの絡みもあり）結月が逞しいというかしたたかで強い性格なので、悲惨な少年時代も含めてそれほど悲壮感もありません。西野さんらしく、ストーリーはさっぱりエロは濃厚という感じでしょうか。こちらに出てくる対抗組織のトップ、千紘とその側近白妙と黒羽のコミックもコラボ作品として出ていますが、私はこちらの結月の方が好きでした。タイトルのSixは「陣介・佐門・結月」と「白妙・黒羽・千紘」の6人を指してるんですよね？

攻めに惚れてる癖に立場上表に出せない受けと、それよりだいぶん前から受けに惚れているけどそれをおくびにも出さない攻めが結ばれるお話。

とにかくエロい。終始、エロ。受けの過去に幼児ポルノが絡んでいて、そこだけが個人的に受け入れ不可箇所だったのですが、その他のプレイは３Ｐであっても複数相手であってもねっとりエロくて良し。ストーリーもしっかり組み立ててあり、エロ満載でも話全体の根幹に純愛があるから読後爽快でした。いつもは忠犬攻めでも、心が通い合ってからはことあるごとに狂犬を発動するので、本当にキュンでした。

表紙の美しさとサンプルをみて購入。初めての作家さんでしたがとても良かったです！個人的にヤクザものと美人ビッチ受けが好きなためど真ん中でした！

異色の極道ものでした。受けの境遇があまりにも悲惨で、ちょっと失敗かな？と思ったのですが…強い男二人に可愛がられ見守られ、強かに成長を遂げていく様が良かったです。攻め二人の愛情は解りにくいのですが、受けが本当の親に酷い仕打ちをされていたので、急に優しくされても戸惑うばかりだったかもしれません。続編では境遇の似たもうひとつの組の話のようですが、挿し絵と同じ作家さんのコミックなので違和感なく入り込めました。

最初の境遇は結構悲惨でした。でも、皆から愛される感じは良いんじゃないでしょうか。

エロいですね（笑）漫画版も読みましたがこちらの方が好きです！