レビュー一覧

「ここはグリーン・ウッド」の頃の作品。ストーリーはとてもシリアスです。ハリという少年の想いと、その子に自分が大人になる途中で棄ててきた気持ちを重ねる大人達。。。ストーリーもそうですが、那洲先生の後書きも良いんです！是非気になった方には読んでみて頂きたいです。

振り切るとか、絶ちきるとか、どこかで踏ん切りをつけなきゃいけないと思いがちだけど、実際には別々になるだけ。分かたれて置いてきた場所に名前がある。もう振り向かないその場所には風が吹いている。センスが最高なんですよ。感じ取れたら、振り向いてはいけないと、言っておきたい。もう一度読みたいと思っていたお話でした。大人になってから読み返すと、感情移入する登場人物が変わって別の意味を見つけるようになっていて、楽しめました。ありがとうRenta!そしてオススメです。

昔からずーっと買ってる作家さんなので、お見かけして購入。誰もがどこかで通った、ちょっと薄暗くて、手探りで自分を振り返る感じ。笑いの要素とかはほとんどないので、作者さんのそっちの感じが好きな人におすすめです。

昔単行本で読みましたが、また読みたくなって購入しました。那州先生の作品がお好きな方は読んでみてください。物悲しい復讐の物語です。

表紙がシンプルでカッコよかったので、逆境に立ち向かう感じのお話しかと思いましたが、いい意味で期待を裏切られました。悲しみや切なさも詰まっていて、いろいろ考えさせられる作品です。

表紙がかっこいいですね。ばかの内容は深くて読み応えのある作品。

助かるのかと思ってました。悲しいお話のような、どうなのか、生きていく上での気持ちではわからないような内容でした。

嵐が原、雑誌で読んで以来、単行本にならないなーーと思っていて、こちらで見つけて即買いしてしまいました。電子本の良さですね。