レビュー一覧

とても満足です！なぜ誰も触れないのか、私はネーミングセンスもお気に入りです！シリアスな話の流れも多い中、一作目のキャラ名はロース・リブ・タン・ミンチww二作目もハナとミキて！シリアスな中にもしっかりと愛が生まれ育つ話で、なかなか見ることの出来ない作風ですし、大満足です。

え…ちょっと待って。三十数年間数々のBL作品を拝読して参りましたが…何この感じ。胸ぐら鷲掴みにされてやべーデコピンくると目を瞑ったところで不意打ちにデコちゅーされた気分。悶えました。これぞテンポ良しスタイリッシュラブ！レオンのハッピーエンド版みたいな寧ろマチルダすっ飛ばしてレオンと刑事さん結ばれちゃえよ爆発に紛れて愛の逃避行しちゃえよ的な。おかげで初レビュー投稿とかどうしたの私。とりあえずまた月曜からお仕事がんばれる気がしてきました…深夜3時に心に潤いをありがとう作者様。

魂の救済系BL？えっこれってBLなのか？いや、BがLはしてるんだが、（やることはやってます）これって恋愛って言っていいのか非常に悩む代表作。とりあえず、表紙の黒髪の神父が非常に性的でもうそれが受けってだけで、ご飯3杯はイケる感じなんですが、受けの歯の抜けたワンコ系の年下攻めの過去を知ると、そんなこと考えた自分の薄汚さに絶望しましたからね。ホントにね。しかし、エロスなお堅い神父様の過去が気になって気になって夜しか眠れない。二作品目の華を題材にしたミステリーは三十路男の中学生のような甘酸っぱい恋愛模様にモダモダします。オススメです。

表題作＋もう一本お話があり、ページ数で丁度半々ずつです。タイトル通り神様の存在がお話の軸となっています。一つは信仰の対象、一つは実在してます。表題作はワンコ攻めの神父様受け。神父様がワンコの今後の人生をどうにか救ってあげたいというお話です。もう一つは、イケメンリーマン×お花ｗ珍しいBLを読ませて貰ったという印象です。ネタバレ無しで読むのをおススメ致します。こちらのお話を丸っと一冊で読みたいと思いました。エロは一冊に数コマ程度で、ちょっと物足りなさを感じました。二作品とも幸せな終わり方をしているので、エロ込みで続編が読みたいと思いました。良い読後感を味わわせて頂きました。

表題作と、もう1本から成る１冊。どちらも引き込まれる世界がある。表題作は孤独なリブと神父ロースの話。雛鳥のような、献身的なリブの愛情。モラルと規範意識のなかで素直になれないロース。時折、挟み込まれる闇の描写。ハッキリとは明かされていないロースの過去。続きがあるような終り方で実に今後が気になる。もう１作はファンタジーっぽい作り。言葉を話す植木鉢が登場し、どう締めるのかと思っていたら…ヤラレタ。こうきたか。素直になった感情に抗えるはずはない。買って良かった１冊。

2つのお話が入っています。1つ目はカルト信者×司祭。カルト信者のリブは、極端な思考傾向や、寄りすがる相手を求めてしまう弱さがありながら、素直で真直ぐに愛情を示します。司祭のロースは、自分の気持ちや、好意を向けられる事に潜む危険性に、迷いながらも愛情深くリブを支えます。リブがあまりにも頼りなくて寂しくて、ロースの助けを借りながら今後どう成長していけるのか見守りたい気持ちになりました。　　　　　　　　　2つめは受けが花という奇抜な設定です。思わず抱てしまう感情、ふと頭をよぎる否定的な考え、その後に続く気持ちの変化が、リアルに丁寧に描かれています。また、場面の切り替えが劇的で、惹き込まれます。なんというか、綺麗に完成している、という感じです。おすすめしたい一冊です。

最高でした。救済BL。こういう、良い小説みたいな、情緒のあるBLが増えてほしいと思う。商業BLにはあまりないタイプ。

とにかく受の神父様の寡黙で穏やかな魅力にウットリ。こんな受待ってた…聖母系って言うんですか、器の大きい包容力ある受万歳！もっと増えて欲しい！こういうキャラが恋に揺らされる様がまた愛らしくて美味しい。。純粋な攻もいとしいです。成長した芸術家攻と初老神父様の話とか見たいなぁ。テーマや設定は重いですが幸せに読めるので安心。この作者さんはさらっと感があるので、短編より長編向きかなと思いました。後半CPは最後まで攻め受けはっきり示されないので、逆だと思ってた！というショックもなく読めます。

すごく好き。この絵すごく好き。そして話の流れが不自然じゃなく、スルスルと自然に進んでいくこの気持ち良さ！ワン○ースやナ○トを読んでるときのあのハラハラドキドキ感！なのにBL！最高ですね。大好きです。特に表題作が好き。2人の気持ちが通じ合ってからの性描写が無くて最初は物足りなく感じたけど、何回も読んでいくと、、、無くていい！H無くていい！だってその方が萌えるから！リブ可愛いよ、ロースに好かれたいの？ロースが神様を想うように自分のことも想って欲しいの？、、、可愛すぎ。もっと続きが読みたいと思う作品。

朝田ねむいさん、どの作品も典型的BLストーリー展開とはちょっと違う着地を見せる作家さんで大好きです。登場人物の名前のつけ方も楽しい。表題作、リブとロース、タン、ミンチ（肉屋さん？）2本目、ハナとミキ（読み終わると花屋さんの店名にホッコリ）なんだか掴み所のない飄々とした作風なので、ボーイズラブを期待して読む人は肩透かし感があると思います。サンプルで、空気感に魅力を感じたら是非。ハマれば最高！